静けさの音 「松風」

2016年01月08日 | 日記
家事も終わり 音楽も途切れフト気付くとストーブの上のヤカンが

湯気を立てながらシューシューと鳴っていました。

冬の朝のいつもの風景。

今日は座ってゆっくり聞いてみたくなる。 音だけでなく立てる湯気にも心温まる。

そう言えば茶の湯では釜の湯の煮え立つ音を「松風」と言うんだなぁ~
 
なんて最初の頃は頭を過ぎていったり・・・ そのうち忘我の時間が流れる。

どのくらい時間が経ったのか・・・ 

ボォ~としている時はどんな時間が流れるのか 我に返ると何かリフレッシュされた感じです。


釜が「松風」を立てるのは湯が沸き始める沸点を過ぎたあとの温度85~90度くらいから

それを茶碗につぐと70度ほどになり  人が飲むのに最適となるそうです。

心静かに耳を澄ましていないと聞こえない「松風」。茶室の静けさを思いますね。

こんなことを思っていたら そう言えばまだ新しい年になりお抹茶を頂いて

ないことを思い出し急遽頂くことにしました。



封を開けたばかりということもあり お抹茶甘くて美味しい~^^


年の瀬にボケの花を飾りましたが目をやるたび春風が吹き抜けるようで
心地良いです。



上に私が3歳の七五三の時の襦袢を掛けてありますが半衿の刺繍がまだ綺麗で
半世紀以上前に思いを馳せたりします^^
何か小物でも作ろうかなんて思っています。




昨日の夕暮れどきの空がきれいでした。 いくらか日が伸びましたね。





今日の春待ち画像はバラの花が目に入ってきたので。 
あまり手入れもしていませんがよく咲いてくれます。
咲くとせっせと切花にして部屋に飾ります。色が何とも華やぎますね。 (o^^o)♪
六月の画像です。

 




お立ち寄り下さってありがとうございます。