名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

猪高緑地の散策

2014年03月16日 | 歩く

ようやく寒気が去って
春らしい陽気が戻ってきた。
朝の散歩も、昨日までの
風の冷たさはない。

池の周りの桜の蕾が
いくらか膨らんでいた。

開花予報によると
今月の下旬あたりになるようで
楽しみがまた一つ増えた。

陽気に誘われて
猪高緑地を歩いてきた。

住宅街に隣接した広大な緑地は
雑木林や竹やぶ、ため池
棚田などが点在し
遊歩道も整備されている。

昆虫や小動物も生息し
都会の中とは思えない
里山散策を楽しめる。

いくつかモデルコースがあり
今日はため池と棚田の周回コースを歩いた。

東側の入口から入り
すり鉢池の桟道を進む。

手入れされた竹林があちこちにある。

枕木の道を行く。

棚田の向こうを東名高速が走る。

里山の雑木林

湿地の桟道

塚の杁池にゴール。

2キロほどのコースは
意外に起伏があり
たっぷり1時間かかった。

春うららの中、久しぶりの森の散策で
いい汗をかくことが出来た。

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窓越しに見る小さな幸せ

2014年03月15日 | 暮らし

今朝は池を一周し
近くの住宅街を歩いてきた。

相変わらず北西の風が強く
今日も春の陽気はお預けとなった。

セカンドルームは南向きで
6階の窓を通して、夜明けの様子がわかる。

ごく当たり前の自然現象だが
自宅では望むべくもない。

ビルに囲まれて空が狭く
窓を開けても視野に入るのは
まわりの建物ばかりだ。

時には、息が詰まりそうになることもあるので
ここの開放感はたまらない。

今日も西の空を茜色に染めて
夕日が沈んでいった。

二重生活に、少しもったいない気もしたが
小さな幸せを感じるだけでも、ここへ来た甲斐がある。
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御園 「竹亭」で昼定

2014年03月14日 | 食べる

昨日の雨で、汚れた空も街も洗い流されて
澄んだ空気が清々しい朝だった。

一雨ごとに暖かくなる時期だが
北西の風が強く、まだ春一番とは呼べない。

栄に出て、ジュンク堂や
モンベルなどを回ってきた。

読みたい本を2冊手に入れたが
アウトドアの店は縁遠くなり
一回りしたが欲しいものはなかった。

春山用品が並び、残雪期の山々が呼んでいるが
今一歩が踏み出せない。

趣味嗜好の範囲が狭くなって行くことが
街を歩いていて気づくのも切ないことだ。

帰りに、御園のうお飯「竹亭」で
昼定食をとった。

きょうの魚は、師崎の黒鯛と
スズキに尾鷲の的鯛だった。

好みで焼くか煮るかを選べるので
黒鯛の煮付けを頼んだ。

湯浅の醤油と昆布だしが効いた薄味だが
ネタが新鮮なのでとても旨い。

こと、食べることに関しては
嗜好の範囲が広がっていくようだ。
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今日は円空彫刻の練習日

2014年03月13日 | 趣味

毎週木曜日は円空仏彫刻の練習日で
雨が降る中を荒子観音寺へ行ってきた。

課題の地蔵菩薩像の作像が
それほど進んでいないのに
次の木曜日がすぐに来てしまう。

今日も先輩の指導で
頭部を彫り直すことになり
目や鼻、口を削り落とすことから始まった。

頭の丸みや頬の穏やかな膨らみなど
手引書通りに彫ったつもりが
見る人が見ると違うようだ。

やはり、お地蔵様は
想像以上に手ごわい。

夕方になって雨足が強まり
高層ビルの上部は隠れてしまった。

昨日は好天に恵まれ
関宿の散策を楽しんだが
今日は、それが嘘のような荒れ模様になった。

一日違いで助かったが
相変わらず不安定な天候が続いている。
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東海道47番目の宿場「関宿」散策

2014年03月12日 | 旅行

もと会社OB会歴史探訪サークルの仲間と、東海道53次の関宿を歩いてきた。
江戸から数えて47番目の宿場町(三重県亀山市関町)で、近くに「鈴鹿関」があることでも有名である。

旧東海道のほとんどの宿場町は、昔の姿が残っていないが、関宿は江戸から明治にかけて建てられた町家が、200余軒残っていて、国の「重要伝統的建造物保存地区」に指定されている。

東追分から西追分までの、2キロにわたる街並みは、旅籠屋や本陣、芸者置屋、豪商、町家などが軒を連ね、往時の賑わいが偲ばれる。
今は、東海道新幹線や名神高速道路が走り、国道1号線も旧街道と平行して通っている。
全ての路線がトンネルを利用するので、天下の難所「鈴鹿峠」も、一瞬にして越せる。
慌ただしく通り過ぎる人や車を尻目に、時代に取り残された旧街道の宿場町は、ひっそりと佇んでいた。

江戸時代の旅籠建築を再現した玉屋に立ち寄り、往時の旅に関わる歴史資料や道具などを見学した。
この、せわしない世にあって、峠越えの後の旅籠屋で寛ぐ一夜の様子が、とても懐かしく羨ましくも感じた。

関西線車中で投稿
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「マルハビ」で半月経った

2014年03月11日 | 暮らし


今朝は、不安定な天候も治まり
太陽がまわりを赤く染めていた。

6時には夜が明け、日が高くなると
眠っていたカモが動き始める。

お昼ごろ用事があって
自宅に戻ってきたが
昨日までの寒気も緩み
陽射しに春の温もりを感じた。

マルチハビテーション(複数居住)を始めて
半月が経った。

スローライフにあこがれて
日常生活から少し距離を置き
自分だけの時間が持てる
隠居部屋を確保した。

都会と田舎の住み分けが理想だが
移動時間や費用、体力、年齢などを
考えると障害が多すぎる。

その点、郊外の住宅地にある部屋は
賃貸なので、諸問題はクリア出来た。

家賃など余分な費用はかかるが
今までの生活のやり繰りで
賄える範囲に収まりそうだ。

スローライフを標榜にしていたが
現役時代のファストライフがあっての事で
今回は場所との関わりは無い。

リタイアした身の「マルハビ」は
残された人生の、質を高める手段の
一つとして捉えている。

有効かどうかを探りながら
新しい暮らしへ向けて
舵を切ることにした。
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牧野が池 1周ウォーキング

2014年03月10日 | 歩く

快晴の今朝は冷え込みが強く
冷気が真冬のように肌を刺した。

上空に時々黒い雲が流れ込み
小雪まで舞った。

日暮れ時には
雲が南の空へ流れ去り
目まぐるしい天気の一日が終わった。

北風が強い中を
少し足を伸ばして牧野が池を歩いてきた。
先週は池を半周したが
今日は40分ほどかけて1周した。

池の南側は先日と同じように
カモやカイツブリなどの水鳥がたくさん群がっていた。

パンくずなどエサをまく人がいて
人の気配を感じると、鳥の群れが近づいてくる。

警戒心が強い野鳥は
人が来れば逃げるが
ここでは逆の行動をする。

良いか悪いのかは分からないが
都会の動物や魚は
人に寄り添って生きるので
野性味が薄れていく。

北側は今日初めて歩いたが
岸辺に桜並木があり
湖上の桟道も整備されているので
お花見の頃は賑わうことだろう。

池の1周は風も強く
寒さが身にしみただけで
春の兆しは見つからなかった。
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名古屋ウイメンズマラソン2014

2014年03月09日 | 健康

今日の名古屋は、気温はやや低めだが
風もなく絶好のマラソン日和となった。

観戦場所は、あらかじめ決めいたので
少し早めにそこへ直行した。
伏見通りと桜通りが交差する日銀前は
すでに応援する人や
カメラマンが、大勢詰めかけていた。

この交差点は、往路と復路を合わせて
3回選手が通過するので
ゴール地点同様に人気がある。

先導車や白バイ、広報車が通り過ぎた後
先頭集団が目の前を駆け抜けていった。

あっという間に走り去った後を
後続グループが次々と走ってくる。

時間調整をしながら
給水ポイントを見たりして
復路の先頭集団を待った。

往路では、動画を撮る間もなかったが
復路ではカメラに収めることが出来た。

この地点で、木崎、田中、早川選手とも
ペースメーカと一団となって力走していた。

マラソンランナーの後は
市民ランナーがカラフルなウエアや
コスチューム姿で切れ目なく続く。

参加者は16.000人を超すと言うことで
家族や友人たちの声援が、あちこちで飛んでいた。

木崎良子選手(ダイハツ)は
2連覇ならず3位に入り、コノワロワ(ロシア)が
2時間23分43秒で優勝した。
2位はエレナ・プロコプツカ(ラトビア)で
4位に早川英里(TOTO)
5位に初マラソンの田中智美(第一生命)が入った。

名古屋ウイメンズマラソン2014
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名古屋市名東区の今昔

2014年03月08日 | 歩く

相変わらず朝の冷え込みが強く
散歩をしていても吐く息が白く
指先が凍える寒さだった。
住宅街の一角にある池の畔には
小公園があり周回する遊歩道もあるので
散歩の良いコースになっている。

東屋や桟橋もあり
陽だまりで寛いでいる人も見かけるが
朝や風の強い日は人影がない。

池の周りは照葉樹が多く
冬でも緑が残っていて
寒椿も盛りを過ぎたが咲いていた。

この辺りはため池が多くあり
野鳥の飛来や木々の緑が
散歩に興を添えてくれる。

私の子供の頃は、猪高村と呼ばれ
養鶏場や畑が雑木林の中に点在する農村地帯だった。

市電は東山公園が終点で、その先は交通機関もなく
人の行き来も少なかった。

昭和50年に名古屋市名東区になり
地下鉄や高速道路が開通し、商店街も整備されて
今はべッドタウンとして随一の規模を誇っている。

往時の名残の溜池の多くは
住宅開発で姿を消しているが
たまに水辺に出合うと心が和む。
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スギ花粉の飛散がピークを迎えた

2014年03月07日 | 暮らし

今朝も真冬並みの冷え込みだった。
日の出が早くなり、7時にはJRタワーズや
ミッドランドスクエアの壁面に
もう一つの太陽が昇る。

日差しの強さに春を感じるが
頬を撫でる風は刺すように痛い。

昨日は、何かとたまった雑事を片付けて
こちらに戻ってきた。

いつもは、池の周りを散歩する人や
公園で遊ぶ子供の姿を見かけるが
人っ子一人いなかった。

寒い日の住宅街は
出歩く人の数が目立って少ない。

話は変わるが、スギ花粉の飛散がピークを迎え
名古屋の花粉情報も「非常に多い」である。

今年は例年に比べて
飛散量は少ないと報じていたので
酷い症状はまだ出ていない。

飛騨の山里に居た頃に
杉の雄花を噛み砕いて
飲み込んでいた効果かもしれない。

むしろ、これから飛散する
檜の花粉に対しては
手を打っていないので、安心はできない。

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街歩きと円空彫り

2014年03月06日 | 趣味

今朝の散歩は
久しぶりに街なかを歩いた。

雨の上がった街は
眩しいほどの青空が広がっていた。

北風が強く、真冬のような寒さで
水溜りが凍っていた。

伏見通りから桜通りを歩いたが
次の日曜日に行われる
「マラソンフェスティバル」の交通規制の看板が
あちこちに設置されていた。

ナゴヤドームをスタートし
市内の幹線道路を走るので
混乱を避けるために事前の告知が必要だ。

観戦場所に迷うところだが
往路と復路が応援できる
広小路と伏見通りの交差点か
桜通りと伏見通りの交差点がよさそうだ。

午後はいつものように
荒子観音寺の円空彫り教室で
地蔵菩薩像を習ってきた。

基本を教わり、家で練習を繰り返しながら
1~2体完成したところで
次の課題へ進んでいる。

今日は先輩たちが彫った
像を見せてもらった。

檜の丸太から彫りだした像は
いずれも円空仏の、素朴で穏やかな
雰囲気が伝わってくる。
これらの像は、イベントに出展した後に
あおなみ線の駅に設置される。

身近でよい作品を目にし
彫る技法も側で見れるのは
手引書以上の効果がある。
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食生活の変化

2014年03月05日 | 食べる

ここ1年間の食生活が、大きく変わった。
飛騨の山里にいた時は
3食自炊をしていて
1週間分の食材を高山の町に出て仕入れていた。

買い物をした日の夜は
鮮魚や肉を使った料理を作った。
それ以外の日は、はカレーやチャーハン
缶詰めや干物などで間に合わせていた。

昼は主に麺類で、朝はトーストに
コーヒーが定番になっていた。

冬以外は畑で、食べ切れないほどの野菜がとれ
裏山ではシイタケやナメコ、マイタケの栽培もしていた。

山菜や自生のキノコも採れるので
おかずに困ることはなかった。


秋から冬にかけては、ハムやベーコン
サーモンなどで、燻製も作っていた。
無農薬天日干しで米を作っていたので
美味しくて安全なご飯を食べることができた。

名古屋へ戻って、3食賄い付きの上げ膳下げ膳は楽だし
手のこんだ家庭料理に文句の言いようはない。

たまに台所に立つこともあるが
趣味の延長で、兼業主夫の頃とは大違いだ。

献立を考え、料理の工夫をするなど、頭や身体を使わず
食うだけでは豚やブロイラーと変わりがない。

と、自戒して一本立ちした訳ではないが
外食ばかり増えて、山里時代よりお粗末な状態となった。

朝は、喫茶店のモーニングサービス
昼は仲間と会食、夜はスーパーやデパ地下の弁当などが多くなり
持ち込んだ調理道具を使う間がない。

あまりにも便利で快適な環境に馴染んでしまうと
大きなツケが回ってきそうだ。
慣れてしまう前に
軌道修正をしなければならない。

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啓蟄を前に

2014年03月04日 | 健康

ぼつぼつ地下に眠っていた虫が這い出す頃だが、
曇り空で薄ら寒く、その気配はない。
天気が下り坂で
雨模様になってきた。

納屋橋近くの会議室で
もと会社OB会の会合があった。

来月に行われる総会の準備であるが
役割が担えなくなった人が出たりして
その対応なども検討した。

メンバーは、いつ何が起こっても
おかしくない年齢層なので
お互いに支え合うのが
会の趣旨に適う。

会議後の昼食は
ヒルトンホテルの南側にある
中華レストラン「茗華楼」へ行った。

日替わりランチは値段も手ごろで
かに玉やスープの味付けも
上品で好みに合った。

単品メニューも多いので
夜にもう一度行ってみたい。
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牧野ケ池緑地の散歩

2014年03月03日 | 歩く

今朝の散歩は
「牧野ケ池緑地」を往復してきた。

どこにもあるような郊外の住宅街を
南へ20分ほど歩くと
国道302号線を跨ぐ歩道橋に出た。

歩道橋の上を、名古屋高速東山線が
跨ぐという、珍しい構造の巨大な橋だ。


ここを渡ると、牧野ケ池緑地の北出入口がある。
階段を上って行くと
展望台があり、緑地と池が一望できる。

池を周回する遊歩道を
右回りに進むと、左手に池
右手にゴルフ場の芝生が広がる。

所どころに探鳥スポットや
休憩所などもあり、変化に富んだ散歩が楽しめる。

水辺まで下りると
鴨の群れが羽を休めていた。

人に慣れたコブハクチョウもいて
すぐ足元まで近寄ってきた。

警戒心が強い野鳥にしては
ずいぶん馴れ馴れしい様子だった。

池を半周して、子供の遊具がある
南出入り口に着いた。

1時間強の行程は自然たっぷりで
心身ともにリフレッシュできる。
次は左回りで、残りのコースを歩いてみたい。

帰りは、先日立ち寄った
星乃珈琲店で朝食済ませた。

たっぷり歩いたので
やや量が足りなかったが
ハンドドリップは美味かった。
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自分の城の構築

2014年03月02日 | 健康

今朝方は小雨がぱらつき
天気が回復しないかと思っていたが
薄日が差すようになった。

夕暮れ時には青空も広がり
西の空が綺麗に染まっていた。

二重生活にも、少しずつ馴染んできて
今のところ、週に5日ほどこちらで
あとは自宅というペースになりそうだ。

行き来するのに、それほど時間がかからないので
最低限の家財道具で暮らしている。

昨夜、初めて泊まったおかあさんが
私の居場所がないとぼやいていた。

言われてみれば、自分の城の構築ばかりで
他の準備は遅れをとっていた。

パソコン環境や仏像彫刻の場は出来たが
まだ二人で暮らす環境にはなっていない。

お互いに自宅に片足を置きながら
今後の暮らしを考えることになりそうだ。

奇しくも去年の今ごろは
飛騨の山里から引き上げるべく準備を進めていた。

「風の向くまま」が、またぞろ出ようとは
当時思いもしなかった。

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