名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

名古屋市名東区の今昔

2014年03月08日 | 歩く

相変わらず朝の冷え込みが強く
散歩をしていても吐く息が白く
指先が凍える寒さだった。
住宅街の一角にある池の畔には
小公園があり周回する遊歩道もあるので
散歩の良いコースになっている。

東屋や桟橋もあり
陽だまりで寛いでいる人も見かけるが
朝や風の強い日は人影がない。

池の周りは照葉樹が多く
冬でも緑が残っていて
寒椿も盛りを過ぎたが咲いていた。

この辺りはため池が多くあり
野鳥の飛来や木々の緑が
散歩に興を添えてくれる。

私の子供の頃は、猪高村と呼ばれ
養鶏場や畑が雑木林の中に点在する農村地帯だった。

市電は東山公園が終点で、その先は交通機関もなく
人の行き来も少なかった。

昭和50年に名古屋市名東区になり
地下鉄や高速道路が開通し、商店街も整備されて
今はべッドタウンとして随一の規模を誇っている。

往時の名残の溜池の多くは
住宅開発で姿を消しているが
たまに水辺に出合うと心が和む。
コメント (2)
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