
昨夜の雨は早い時間に止んで、
朝は薄日が漏れていた。

雨上がりの森を歩きたくて、
今朝の散歩は牧野が池緑地にした。

↑ 愛知カントリークラブ
池の南西部分はまだ歩いていなかったので、
東側入り口から入り、愛知カントリークラブと
池の間の散策路を西に向かった。

白美龍神社の鳥居をくぐり、
獣道のような上り下りの激しい小道を、
尾根沿いに進んだ。


雨上がりの粘土質の坂は、トレッキングシューズでも
度々滑るほど急な道もあった。

山頂には小さな祠があり、縁起書には
昭和28年ゴルフ場を造成する時、森の主の大蛇の棲み家を奪い、
その怒りを鎮めるために、神社を建て、祀ったと記されている。
開発者のご都合か、自然破壊への償いか分からないが、
昭和の神話としては、時代がかり過ぎる。

尾根を下って、芝生広場を抜け、
孟宗竹が鬱蒼と茂る「竹の小径」へ入った。

雨上がりと、おりからの夏日で、
もやが掛かった竹林は、幽玄の世界を醸している。

マイナスイオンをたっぷり浴び、
紫外線を避けた森林浴で、
何だか肌がしっとりした気分になった。
北海道の竹は「根曲竹」で親指ほどの太さだ。
これからの時期 根曲竹のタケノコ採りが始まる。
毎年の事だが山に迷って行方不明者が出て死亡者も
でる。さらに山オヤジ(ヒグマ)に出会い命カラガラで
逃げてくる・・だから私はタケノコ採りはしない・・
雪解けと同時に山菜が出始めるので、
人も熊も夢中になるのでしょうか。
北海道の定番ニュースですね。
虎口に入らずば・・・も、度を越すと大変です。
根曲竹は、飛騨など標高の高いところで生えてます。
アクが無く美味いので、よく採りにいきました。