名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

孫たちと乗鞍岳登山

2012年08月16日 | セカンドルーム

  左奥が剣が峰

小学生の孫娘二人を連れて、乗鞍岳剣が峰(3.026m)に登ってきた。
朴の木平バスターミナルから乗鞍スカイライン終点の畳平までは、シャトルバスで45分ほどで着く。

畳平を後に鶴が池を半周し、お花畑の遊歩道を横切って剣が峰へ向かった。


お花畑を過ぎて肩の小屋へ行く途中に、「熊出没」の看板が出ており、数年前の畳平熊騒動を思い出す。


肩の小屋を過ぎ、深いガスのガレ場の急坂で小学2年生は、これ以上ムリと言い始めたので、同行のおばあちゃんと下山することにした。


なだらかな蚕玉岳(2,979m)を越えて下りに入ったところで、ガスの切れ間から山頂の乗鞍本宮の社が現れた。


最後の岩場を登りきった狭い山頂は、人で溢れ次々に登山者が登ってくる。
視界は霧で遮られて見えないし、気温も9度で風も冷たく長居は出来なかった。


下山路は同じルートをたどったが、霧も晴れて周りの景色が見えるようになり、不消が池が姿を見せてくれた。


肩の小屋の向こうには、摩利支天岳山頂の乗鞍観測所が良く見えた。


朝9時にスタートし、ほぼ予定通りの午後1時に畳平に到着した。
ここで途中下山組と合流し、麓の宿儺の湯につかって乗鞍岳登山を締めくくった。
自然の厳しさと美しさを体験した孫たちが、これからも自然を愛する心を持ち続けてくれればと願う登山でもあった。

コメント (2)
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