
又旅社は八坂神社の境外末社のひとつで二条城の南側にある三条会商店街の中に鎮座されています。












貞観11年(869)に都に疫病が流行し、平安京の庭園であった神泉苑に当時の国の数66本の矛を立て、祇園社の御神輿を迎え、祇園御霊会が行われました。



又旅社はその神泉苑の南端に位置し、当時、祇園御霊会が行われる6月14日には斎場が設けられ、祇園社の御神輿三基を奉安してきた歴史があります。
(明治以降は7月24日に行われています。)




今も祇園祭の還幸祭(7月24日)には三基の御神輿が又旅社に奉安され、神饌をお供えする奉䬻祭が執り行われています。


鳥居横の円柱石碑には江戸時代安政年間の文字が刻まれています。



近くには三条台若中会所があります。
次に坂本龍馬とおりょうゆかりの武信稲荷神社へと向かいます。
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