
洞川温泉での講座、現地講座を終えてマイカーで天川村へと来ました。















本来は近鉄下市口に集合し、バスで洞川温泉へ向かう行程なのですが事前にカルチャーに連絡し、マイカーで来た次第です。
やはりマイカーだとフットワークが格段に上がりますね。



初めて天川大弁財天社に来ました。推理小説や映画の舞台になったりで一度は参拝したい所でした。


天河神社のご由緒は古く初代天皇神武天皇の御代まで遡ります。
7世紀には修験道の開祖役行者が天河を拠点とされ、また、弘法大師空海はここ天河神社で修行をされた後に高野山を開かれています。
神社名からわかるようにご本尊は弁財天です。元々はヒンズー教の女神でしたが、やがて仏教に取り込まれます。(神社でご本尊とは(?)ですが明治以前は神仏習合でごく普通の事でした。)
八臂の手を持たれた仏様でお顔はエキゾチックな感があります。手前には十五童子を従えています。
仏教の仏様では弁財天と吉祥天のみが女性の仏様です。


また、能とも関係が深く永享二年(1430)世阿弥の息男元雅が寄進した能面が伝わっています。


弁財天は芸能の神でもあり、当時の将軍義教から以降の将軍に疎んじられていた現状を打破したい願いが込められています。
(コロナの影響で宝物殿が閉まっていて、実物が見れなかったのが残念です。写真はHPからの転載です。)



近くには南朝ゆかりの場所も点在しています。
次に"みたらい渓谷"へ。



紅葉🍁と雄大な渓谷美が美しいです。
洞川温泉の名水"ごろごろ水"でいれた珈琲を頂きたくなります。
(前回の記事には書いていませんが、講師の境さんが"ごろごろ水"を使って珈琲をご馳走して下さいました。)
素晴らしい渓谷美、修験道の講座、美味しかったお弁当を堪能し、命の洗濯が出来た一日旅でした。
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