京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

六波羅蜜寺(西国三十三所観音霊場17番札所)

2020年09月15日 08時01分00秒 | 日記
 六波羅蜜寺は、天暦5年(951)に醍醐天皇の第二皇子であった空也上人により開かれた寺院です。





また、西国三十三所観音霊場の第17番霊場、都七福神のひとつ弁財天をお祀りしている由緒ある寺院です。

当時、京都に流行っていた疫病退散のため、一遍上人自ら十一面観音を刻み、その観音像を車に乗せて、歓喜踊躍(かんきゆやく)をしつつ、お念仏を唱えて疫病を鎮めるました。
その時の十一面観音立像(国宝)が六波羅蜜寺のご本尊とされています。

12年毎にしかご開帳されない秘仏で次は4年後の2024年です。



全国で国宝十一面観音像は7体現存していますが、六波羅蜜寺の観音像だけまだ見た事がないです。
4年後が楽しみです。

一遍上人の布教活動に戻りますが、その際に小梅干と結昆布を入れたお茶を病人に授けたと言われています。

その伝統が今も正月に授与される「皇服茶」に残っています。

久しぶりに宝物館にも入りました。




国宝こそ無いものの仏像は全て国指定の重要文化財です。

口から"南無阿弥陀仏"の6体の阿弥陀如来が出ている一遍上人立像は日本史の教科書に必ず載っている有名な像です。






この付近は平家の本拠地の六波羅探題跡でもあり、平清盛の供養塔もお祀りされています。



次に安井金比羅宮へと向かいます。






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