京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

世界文化遺産 苔寺 西芳寺

2018年06月25日 21時57分28秒 | 日記
6月24日は、そうだ 京都、行こう。のイベントで西芳寺を拝観しました。創業は聖徳太子、開山は行基菩薩、夢窓国師が中興と言うスゴイお寺です。一般拝観はされておらず拝観には事前に往復はがきで申込む必要があります。





入場は衆妙門の脇の潜り戸から入り本堂に通されます。こちらで般若心経の写経をしますが薄墨の上をなぞるだけなので初心者の方でも安心して写経が出来ます。文鎮、筆ペンもお寺がご用意されていますが僕は自分が書き慣れたマイ筆ペンで自分なりに丁寧に、心を込めて写経をしました。出来上がると各自でご本尊様の前まで持参して奉納します。最近は御朱印集めがブームですが、本来は写経やお経をご本尊様にお納めした証が御朱印ですので僕は「納経帳」が正しいと思っています。
写経が終わった方から退出し、庭園へと向かいます。





上の写真は、本堂周りの庭です。
庭園への潜り戸を抜けると一面が苔に覆われた別世界が現れます。作庭当時は心字池を周る池泉廻遊式庭園だったと思われますが横に西芳寺川が流れ、また湿度が高い環境があり長い年月を経てこのような姿になったと思われます。







途中には千少庵ゆかりの茶室「湘南亭」があり、また明治維新で活躍した公家岩倉具視が一時こちらに隠棲した碑が立っています。





また、向上閣と呼ばれる門をくぐり園路を登ると指東庵があり横には夢窓国師作庭の枯山水の石組が残っています。







やがて園路は庫裏の横を下り先程の写真、手水鉢がある休憩所に戻ります。本堂の前の池には極楽浄土に咲くて言われる蓮の花が咲き始めていました。





前日に雨が降った後だったのでどの苔も輝いて見え、いい日に拝観出来た事に感謝です。
西芳寺を満喫し次の竹の寺地蔵院へと向かいます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿