10月6日は、奈良東大寺へ。






























先ずは南大門を潜り東大寺ミュージアムで講師の龍谷大学の神田先生の講演がありました。
俊乗房重源が再建した南大門の仁王像は内側に向き睨みを効かせています。
また、南大門の建築様式も「天竺様」と呼ばれる当時最先端の技術が使われました。
120名もの大所帯なので3班に別れて東大寺境内を巡ります。



次に法華堂を拝観します。


鎌倉時代に礼堂が増築されたとは言え、お堂の外観、内部も天平の息吹が聴こえるような荘厳さです。



京都方広寺、知恩院に並ぶ巨大な鐘楼です。





次に戒壇堂を拝観します。
鑑真和上が僧の授戒のために開いた。天平勝宝6年(754)に来日した鑑真和上は大仏殿の前に特設された戒壇で聖武太上天皇らに戒を授けた。
その後、現在地(大仏殿の西方)に戒壇院が建立された。幾度かの火災にあい、現在の戒壇堂は江戸時代に再建された。天平彫刻の傑作、四天王像(国宝)が安置されている。
最近に耐震補強を受け、塑像の四天王像の台座には最新のアメリカ製の免震装置が取り付けられました。
須弥壇中央の多宝塔にお祀りされている多宝如来と釈迦如来は現在は東大寺ミュージアムで展示されています。


戒壇堂が耐震補強で拝観停止中はすぐそばにある千手堂が公開されていました。





最後に「奈良に春を呼ぶ行事」として有名な修二会(お水取り)で有名な二月堂を拝観します。
ここからの景色は絶景です。
広大な奈良公園、東大寺、興福寺、春日大社そして春日大社神さまの使者とされる野生の鹿、、、
こちらだけの光景です。


東大寺は奈良でもメジャーなお寺ですが、大学の先生のレクチャーがあるあると"デープ"な拝観になりますね。