京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

醍醐寺の紅葉

2021年11月21日 19時37分00秒 | 日記
 11月18日は世界文化遺産にも登録されている醍醐寺へ。





三宝院前の券売所で伽藍と三宝院の共通拝観券を購入し、先ずは伽藍を巡ります。



 

三宝院の唐門(国宝)前の参道を進むと豊臣秀頼が再建した西大門(仁王門)があります。







更に進むと左手には醍醐寺の本堂である金堂(国宝)があります。



豊臣秀吉の命で紀州和歌山の寺院から移築された建物で、ご本尊は薬師如来立像、脇侍には日光・月光菩薩立像の三尊形式でお祀りされています。(3躰共に重文)





金堂に向かい合う位置には五重塔(国宝)がそびえます。

醍醐天皇の菩提を弔う為に朱雀天皇が起工、天暦5年(951)村上天皇の時代に完成、京都府下最古の木造建築物です。




参道を更に東へと進むと「日月門」を潜ると西国三十三所観音霊場第11番札所の観音堂があり准胝観音さまがお祀りされています。

更に東には下醍醐の最も東にある「弁財堂」があります。







このエリアの紅葉が最も美しいです。
弁財堂と橋の朱色が見事に溶け込んでいます。









何度、訪れても素晴らしい紅葉を見せてくれる醍醐寺です。

豊臣秀吉が最後に催した「醍醐の花見」に選んだのがわかる気がします。

次に三宝院を拝観します。









真如堂の紅葉とご本尊ご開帳

2021年11月21日 07時17分00秒 | 日記
 金戒光明寺の後、真如堂へと来ました。
正式には「真正極楽寺」と言う天台宗の寺院です。







朱色の門を潜り参道を進むと右手に三重塔が見えて来ます。
春は桜、秋の紅葉と"見映え"のする光景です。

この日、11月15日はご本尊・阿弥陀如来像、脇侍の不動明王像(安倍晴明の念持仏てと言われています。)、千手観音像が公開される日です。







いつもの年なら内々陣まで入る事ができ、間近で拝む事が出来ますが、今年もコロナの影響でお厨子が開けられるだけになっていました。

外陣からだと距離があり、いつも持ち歩いている短眼鏡では暗くて良く見えないです。
その上、幕が掛かっているので余計に見えなかったのが残念でした。

来年こそは、間近で拝みたいものです。





また、真如堂の境内には「京都映画誕生の碑」があります。

当時、西陣の演劇場「千本座」の座主・牧野省三が座の役者を使って明治41年に日本最初の劇映画「本能寺合戦」が製作されたロケ地でもあります。









本堂前には菩提樹と沙羅双樹(夏椿)が植わります。

また、境内の東には紫陽花苑があり、四季を通して楽しめるお気に入りのお寺です。