京都国立博物館には平成知新館のみならず屋外にも様々な展示物があります。
今回は"西の庭"の紹介です。
京博の正門は西門で守衛室共々国の重要文化財指定を受けています。
噴水池を挟んで正面にあるのが明治古都館です。西の建築界の巨匠片山東熊の設計でこちらも国の重要文化財です。
数年前に高山寺「鳥獣戯画」展以降、使われていないようです。
噴水の奥にあるのはフランスの彫刻家ロダンの代表作"考える人"です。本来は"地獄の門"と言う巨大な作品の一部でした。
東大寺大仏殿前にある八角燈籠のレプリカですが金属の成分まで調べ模造しているとこれが博物館らしいです。
秀吉が築いた三条大橋、五条大橋の橋脚の一部です。
摂津国の御影石が加工され、使用されたようです。
その他、庭園の庭石として平安神宮神苑や旧京都府庁中庭に使われています。
この地は豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立し跡で周辺は巨大な石垣で囲まれています。
その大仏殿の柱にまかれていた鉄輪でいかに巨大な用材が使われていたのかが想像できますね!
"東の庭"には朝鮮時代の石像遺品や方広寺の石垣の裏から出土した石塔、石仏がお祀りされています。
また、茶室"湛庵"がありますがありますが後日、記事にしたいと思います。