今日1月10日から「京の冬の旅」が始まります。最初に訪れたのは高台寺です。
(内部は撮影禁止なので公式ガイドブックから転載されて頂きました。)
よく訪れるお寺ですが特別拝観で霊屋の内陣まで入れます。
ご覧のように太陽光が入らないように正面はテントで遮断されていて、東側から入室するようになっています。
(内部は撮影禁止なので公式ガイドブックから転載されて頂きました。)
霊屋は、北政所ねねさまが生前から用意された霊廟です。
向かって左手のねねさまの木造の下2mには甕壺に入ったねねさまのご遺骸が埋葬されています。
須弥壇やお厨子の扉には「高台寺蒔絵」が施され桃山文化の華やかさの一端を見ることができます。
外装は近年、彩色が復元され往時の輝きを取り戻していますが、内部は創建以来、修復作業をされていないそうです。(秀吉公とねねさまの木像は近年に彩色が復元されているので綺麗です。)
通常は建物外部からしか内部を見れませんが須弥壇の"花筏"や"楽器"が非常にリアルに目に入ってきます。
秀吉に仕えた蒔絵師 幸阿弥長晏(こうあみ ちょうあん)一門による作品です。
まだまだ知らない高台寺があります。