京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

岡崎仁王門通りから無鄰菴へ

2018年08月05日 11時07分10秒 | 日記
さて今日、8月4日は13時30分から花園大学での公開講座(大正天皇と御大典)を終えて
無鄰菴のギャザリングに参加しました。

少し時間に余裕があるので地下鉄東山駅から白川沿い、仁王門通りを東へと散策しました。

仁王門通りから疏水が分かれ再び白川となって南に向かうあたりにコンクリートブロックが二ヶ所あります。
これはかって白川を堰き止めてプールにしていた名残りだそうです。





さらに白川を南下すると七宝焼で財をなした並河靖之七宝焼記念館があります。いまは夏期の休館中です。琵琶湖疎水の水を最初に引き込んだのがこちら並河邸です。(ただし、工業用水として。防火用としての最初は無鄰菴です。)作庭は七代目小川治兵衛です。並河邸の隣りが小川治兵衛のご自宅ですが最近まで空き地状態で立派な灯籠や庭石があるだけでしたが神宮道にあった植治の事務所をこちらに移転され事務所兼自宅にされたようです。

仁王門通りを東へ、、、西には愛宕山、東には比叡山から東山三十六峰がつらなる僕のお気に入りの風景です。







土曜日にもかかわらずインクラインには誰もいません。西日がかなりキツイです。





琵琶湖疎水記念館の前まで来ましたので無鄰菴に向かいます。

植彌加藤造園さんがここ無鄰菴の管理を受託されてから随分と変わりました。第一に庭の管理レベルが格段に上がった事、(以前は東山が見えなかったです)お茶や能、庭の案内など参加型のイベントが多くなり楽しみが増した事。

施主の山縣有朋はこの庭のメインは東山である事、その東山から流れてきた水が三段の滝となって庭を流れる事を主眼にここ無鄰菴の作庭を七代目小川治兵衛に指示したそうです。









そして、6時半からギャザリングの始まりです。
5月に一回目が行われていて今回は二回目だそうです。初めて参加しましたが時間が経つとメンバーの方々とも打ち解けきて楽しくお喋りに花が咲きました。





この無鄰菴が今回集まった方々を結び付けてくれる機会を作ってくれたんだなぁと感じます。ほんの一時間前までは全く知らない方々だったんですから、、、!

次回は10月に三回目が実施されます。ぜひ、参加したいと願い無鄰菴を後にしました。