石炭火力が急増？

　地球温暖化が問題になっているときに「石炭火力が急増している」と新聞報道は伝えています（しんぶん赤旗２月４日付）

　内容は、神戸製鋼が国内最大の１４０万キロワットの火力発電所をつくり、関西電力に買電しているというものです。

　規制緩和によって、自前で発電した電力を電力会社に販売できることは知っていましたがここまで進んでいるとは。

　東京電力も３０年ぶりに１００万キロワットの石炭火力発電所を稼働させたとのことで、この１０年間に３倍に増え、今後も８府県で建設が進んでいると報道しています。

　政府は、歯止めをかけるどころか奨励しているのです。

　その一方で、自然エネルギーの利用には消極的で進んでいません。

　政府は、ＣＯ２排出を規制して自然エネルギー利用に積極的に乗り出さなければ世界から物笑いになることは必至です。