こんにちは浦田関夫です

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九電のスポークスマン

2011年04月15日 06時57分49秒 | Weblog
 岸本英雄玄海町長は、福島第1原発事故の影響で、定期検査に入り操業再開が延期されている2、3号機について「電力需要が高まる夏場まで再開を延期するのは現実的でない」と述べ、早期再開を容認する考えを明らかにしています。
 岸本町長は、運転再開容認の理由を「発電再開を延ばせば、いずれ九州の経済も立ち行かなくなる。住民生活への影響を考えれば、電気の安定供給が必要だ」と説明したと新聞は伝えています。

 原発への不安が町民に広がっている点を憂慮し、町民に安心感を与える必要があるとも述べていますが。九電のスポークスマンそのものではないでしょうか。

 九電は、福島原発事故直後、「国の新たな見解がしめされるまで再開しない」としていたのを3月末の記者会見で、2、3号機は早ければ5月に運転再開を表明していました。

 福島原発の教訓は、何一つ生かされていません。玄海原発が本当に安全なのか。避難計画は大丈夫か。その対応は住民に徹底しているのか。
 上場地帯は畜産が盛んです。その対策は大丈夫なのか。何一つ明らかにされていません。
 福島原発であれだけの重大事故を起こし、その収束の見通しがたたないなかで、「安全神話」のとりこから抜け出せずに「利益追求」に走る電気業界に「安全第一」を国に求めるのが地方首長の役割であります。

 会田柏崎市長は、柏崎刈羽原発で現在停止中の2~4号機の再開について批判的な見解を示しています。
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