到達基準を客観的に明示する
本当の絶対評価は、外部試験である。これは当然である。私たちがやっている評価はしょせん、似非絶対評価である。
各種の検定試験、センター試験、という形式こそ絶対評価のためには、必要条件である。それをふまえて、しかし、私たちの評価に絶対評価の要素をいかにいれてゆくか、という努力はじつは絶対的に必要だ。
さて、現在私は、自分の中で絶対性を入れられる限り入れようとしている。
絶対評価を絶対的に行うためには、まず、到達基準を客観的に明示することだ。
私は、授業態度をしたがって評価からはずしている。到達度を明示できないからだ。
「提出物」
「テスト」
「コンテスト」
「発言」
最後の発言には注をつける必要がある。私は、懸賞を付けて発言を公募する。
ニンジンをぶら下げるのだ(笑)。あるときは、
「木村を黙らせろ」
という時もある。木村があらゆる反論をする。逆に、木村があらゆる正当化をする。それを反駁するのだ。矛盾を見つけて論証するのだ。
ともあれ、現在、
以上の要素をこのように組み上げて成績をつけている。
テストは100点×2=200点満点
提出物は、各回に点数を明示しており、大体50点から55点の間になる。
そして、コンテスト関係は、テスト点に加点する。
面倒なので、方程式はここでは略するが、全部で100点になるようにする。
すると、おおざっぱに
テスト点は合計の約4分の1
提出物点はそのまま加点
という合計が
0点~24点 1
25点~44点 2
45点~64点 3
65点~84点 4
85点以上 5
となる。
自分で計算できる。木村は全部エクセル処理している。
レポートは全部点数化して返却している。
テストも返却している。
コンテストの投票用紙も、ノミネート点も全部お返ししている。
前期の期末後、生徒が私の所へと確認にきた。私がまちがってつけていることが判明した。
「先生おかしいですよ」
「えっ?!」
背中を冷や汗が流れる瞬間だね(笑)。
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