Good Luck !

2006年6月5日開始
北海道札幌市
日々、家族の幸せを願いつつ生きる50歳

戦争論

2006年08月22日 21時21分59秒 | 日記・エッセイ・コラム

先週の一週間の夏休みの間に一冊の本を読んだ。

爆笑問題の戦争論

歴史上、日本が関わってきた諸外国との戦争(日清戦争~太平洋戦争)について、漫才コンビ爆笑問題なりの切り口で書かれている本。

8月15日は、太平洋戦争の終戦日。

タイミングもちょうど合うので、敢えてこの時期に買って読んでみた。特に第二次大戦のことを詳しく知りたくて。

小泉首相が靖国神社を参拝し続けたことが、国内はもちろん近隣諸国で大きな議論となっている。

自分の世代の人間で、それがなぜかをきちんと語れる人は、ほとんどいないだろう。

それは、この戦争について我々は学校教育上で、起こった事の全てを学んでいないから。それに反し、近隣諸国では起こった事実は全て学んでいるであろうと思われ、それ以上に感情論を含んだ教育がされていると推測される。

でも、この話だけは、教えてもらってないから知らないではいけないと思う。

少なくても、日本は近隣諸国に未だに反感を持たれるようなことをしていたらしい。もちろん当時は「日本の正義」で行っていたことで、批判されるのがおかしいことなのかもしれない。ただ、そういうことを含め、当時起こった事を少しでも知ろうとする努力はしないと。

この本を評価する人の多くは、「日本の悪」を中心に論じる従来の史観に沿ったもので、読むに値しないというものが多い。

それでも、読んでみて良かった。そんな評論もできないほど、我々は当時起こった事を知らなすぎる。

暑い8月。終戦記念日のある8月。

せめて、この時期だけでも、戦争について考えたいものだ。


1日遅れの「夏」の終わり

2006年08月21日 21時07分18秒 | 高校野球

第88回全国高校野球選手権大会・決勝(再試合)

駒大苫小牧 3-4 早稲田実業

球史に残る決勝戦に、勝敗がついた。

両校の今日の試合について、コメントすることはない。

昨日の試合が全てなので。

 

そうは思っても・・・

試合後のキャプテン本間篤史の涙、それをなぐさめるエース田中。

そんな田中将大も見せた閉会式での一粒の涙。

そして若き名将、香田誉士史が閉会式の間、ずっと流していた涙。

負けちゃったか・・・

胸が熱くなった。

このチームには、他のチームが経験していない「余計」な歴史がある。

その屈辱への思い、三連覇へのプレッシャー。

そんな中、本当に良くやったと思う。

あらためて

夏の仲間にありがとう

 

ところで・・・

昨日も言ったけど、決勝戦の延長15回引き分けは両校優勝にならないもんだろうか?お互いが死力を尽くして戦った上での、引き分けなんだから。

決勝に進出してくるチームは、最低4試合以上消化してきている。特に決勝に向けては連戦というチームもあるわけで。

そんな疲労の中で、最後の力を振り絞り決勝戦を戦うのに、その決勝戦が延長15回で決着つかない場合、休養日もなく再試合というのは、どうなんだろう?と思う。

彼らは高校卒業後も、プロ・社会人・大学で野球を続けるという人が多いはず。野球選手として、むしろ高校時代より大事な人生を先に控え、まだ伸びしろがある年代に、肉体的な無理を強いる必要があるのだろうか?

予選から全てトーナメント戦であるため、どうしても勝ち上がりを決めなければならないということは仕方ないと思うが、甲子園の決勝戦は必ずしも唯一の勝者を決める必要はないはず。

過去の歴史もあるかもしれないが、その辺は考えてもいいと思うのだが・・・

「感動」の裏に、「犠牲」がないのか?

そこをしっかり見極める必要が、関係者にはあるのでは?


史上最高の試合に「ありがとう」

2006年08月20日 22時15分43秒 | 高校野球

第88回全国高校野球選手権大会・決勝

駒大苫小牧 1-1 早稲田実業

決勝戦、引き分け再試合。37年ぶり二度目。

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駒大苫小牧、「世代最強エース」 田中将大

早稲田実業、「クールな豪腕」 斎藤佑樹

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大会史上一番の打高投低といわれる、この第88回大会にあって、決勝戦というNO.1を決める試合で、大会のイメージを覆す、球史に残る素晴らしい投手戦が展開された。

両エースの快投に引っ張られ、また彼らを攻守で支え、好試合を演出する両校のチームメイト。

まさに死闘。延長15回、再試合。

「凄い」

「素晴らしい」

この言葉しか出てこない。

そして、こんな決勝戦を見れたことに感謝。きっと一生に一度。

明日の再試合、もちろん駒苫に勝ってほしいが、明日の試合で、最終的にこの両者につけられる勝敗の結果は、もはやさほど意味のないもの。

今日の試合を見て、誰がこの両校のどちらが優れている、真の勝者だと言えるだろうか?

選手権大会。

延長15回引き分け、両校優勝じゃナゼにダメなんだい??

明日は、高校野球ファンとして、客観的に試合に触れるつもり。

両校とも、最後まで頑張れ!!


遂にマジック1

2006年08月19日 13時57分33秒 | 高校野球

夏の甲子園

準決勝第1試合

駒大苫小牧 7-4 智弁和歌山

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強い。今日は強かった。

エース田中のピッチング、4番本間のバッティングも上り調子。

明日に向けて、非常に良い感じ。(一人だけちょっと心配な選手がいるが)

それにしても3年連続で決勝に進出するなんて、凄すぎる!!

たぶん今後、自分が生きている間に、夏の甲子園大会で3年連続で決勝に進出するチームなんて北海道に限らず、全国でも出ないと思う。

今年のチームは、いいとこベスト8かなと予想していた自分であるが、この快挙達成には、ただただ頭が下がる。

ここまで来たら、あと1戦。

初めて言う。

なんとか優勝(3連覇)して、甲子園の歴史に大きく名を残してほしい。

皆で応援しよう!

頑張れ、駒大苫小牧!!

No1_1


LUNCH BUFFET

2006年08月18日 19時49分52秒 | 日記・エッセイ・コラム

毎年の夏休みの恒例行事。

ホテルでランチ!!

別に普段も行けるんだけど、平日に行きたい!という変なこだわり。

今日行ったのは、JRタワーホテル日航札幌の35階にある「SKY J」

日航札幌には恥ずかしながら初めて行った。

まずは、ホテルに辿り着くのに一苦労。

やっとこ着いて、35階に上がる。以前は全然何でもなかったのに、最近急に高所恐怖症になった自分。考えただけで足がすくむ。

レストランに到着。30分待ち。

平日なのに、すごい混んでるんだなー

が、すぐ名前を呼ばれる。

「カウンターでも良ければ、すぐ御案内できますが?」

「構いません」

カウンター。

目の前に広がるのは、札幌の街並み。眼下に札幌の街を見ながらのランチ。

なんて優雅で贅沢なことだろう。しかも、自分の目線より高いモノは藻岩山と飛んでいるヘリコプターぐらい。

札幌の一番高いところで、ご飯を食べている。なんだかすごい満足感。

もちろん、一流ホテルのランチ。ブッフェといえども、非常に美味しい料理。

「いやー、カメラ持ってくればよかった」

ここは、オススメです。特にテーブルより、カウンターのほうがいいのかも。

次は嫁のおごりで、夜に行ってみたいなー・・・なんて。


名牝「ベガ」死す

2006年08月17日 21時26分24秒 | 競馬

NHKニュースを見て知った。

1993年の桜花賞、オークスを制した名牝「ベガ」が昨日の午後、くも膜下出血で亡くなったとのこと。

彼女は競走馬として9戦4勝(GⅠ2勝)の成績を残し引退した。

生まれた時から、脚が曲がっていて、とても競走馬にはなれないと言われていたが、調教技術の進歩と陣営の努力で、無事競走馬としてデビュー。

そのセンス漲る走りで「天才少女」と呼ばれていた。

引退後、母になっても、最初の子供のアドマイヤベガがダービー制覇。

次男、アドマイヤボスもGⅡを制覇している上、その弟のアドマイヤドンは芝・ダートのGⅠを7勝もした名馬。

現在は、キャプテンベガという子供が活躍しており、お母さんとしても実績を残しているし、今後もまだまだ期待されていた。

馬の死因でくも膜下出血というのは、初めて聞いた。

放牧中に転倒し、頭を強打したらしい。

不慮の事故で仕方ないとはいえ、非常に残念。とても悲しい出来事。

ベガ、お疲れさまでした。安らかに。

合掌。

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夏休み6日目の午後

2006年08月17日 20時05分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

駒苫勝利に沸いた後、外出。

まずは、遅めの昼食をとることに。

家の近所にある、うどん屋「寺屋」(北32東18)に向かう。

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ここは、以前にうどん好きの職場の先輩が薦めてくれた店で、最近STVラジオ「日高晤郎ショー」でも紹介された店。立地が良いとは思えないが、土日はすごい行列で入れないらしい。平日の今日行かねばと思い、初めて行ってみる。

頼んだのは、「天ざる」「ぶっかけ天ぷら(冷)」

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非常にコシのあるうどんでおいしかった。家の近くにこんな店があるんだな。

今後も通いそう。今度は温かいうどんを食べてみたいな。

その後、札幌芸術の森に向かう。

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「GUNDAM-来るべき未来のために」

全国で行われていた「機動戦士ガンダム展」が札幌でも開催。

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ガンダムに多少精通している、自分。全くわからない嫁で見に行くが・・・

「・・・?」

「・・・???」

芸術を理解するのって難しい。特に我が家の二人には、苦手な分野なもんで。。。

「鑑真和上展のほうが良かったんじゃない?」

帰宅途中の車内で、次の駒苫の対戦相手を知る。

智弁和歌山高校、帝京高校にサヨナラ勝ち。

あれ?

芸術の森に着いたときは、8-2で智弁が勝っていたはずなのに、なぜに13X-12?

高校野球ってわからんね。


勝ったぁー!!

2006年08月17日 13時27分43秒 | 高校野球

駒大苫小牧 5-4 東洋大姫路

今日もヒヤヒヤ。

途中、今日こそは負けると思った。

田中は相変わらずの不調、焦りすぎの打撃陣、守備のミスも多い。

先日の試合同様、内容は決して良くない。

でも、最後の大会。大事なのは勝つこと。

戦う集団として本当に強い底力が凄いPhoto_88

ミラクル駒苫。

まだ夏は終わらない。


夏休み、折り返し

2006年08月16日 19時06分17秒 | 日記・エッセイ・コラム

夏休み5日目。

今日は、特に予定もなかったため、朝もゆっくり。

(本当は起きれれば、札幌競馬場に馬の調教を見に行きたかったが、そんな元気はなく・・・)

とにかく体が痛い。

筋肉痛じゃない。日焼けのため。

京都、甲子園での35℃以上の中で過ごした2日間の代償。

気休め程度に、薬を買って塗ってはみるが、意味があるのかどうかもよくわからず。

明日から、夏休み後半戦突入。

昨日までの4日間で、割と満腹感がある上、外出するには天気も芳しくないようだが、普段できないようなことを、それなりにやって楽しみたいと思う。


夏の仲間にありがとう

2006年08月15日 23時20分32秒 | 高校野球

遂に来た。

甲子園球場。

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開門直後の朝7時過ぎに到着。

既に甲子園は、長蛇の列。_b_19

でも、良く見ると一塁側は凄い人だが、三塁側はそんなに人はいない。

ここでも、全国の駒苫人気を感じる。

我が家は予定通り、一塁側アルプススタンドへ。

初めて見る、甲子園のグラウンド。

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「大きぃな~」

津軽海峡ダービー、青森山田戦。試合開始。

駒苫は奇襲作戦。注目のエース田中を先発から外し、絶好調と報道されている左腕岡田が先発。

だが、2回持たず。2番手も青森山田打線を抑えることができず、3回には田中が登場。

4回表終了時、1-7のスコア。

「ありゃー・・・」

思わぬ展開。でも、不思議と「もうダメだ、負ける」とは思わなかった。

その後、追い上げる駒苫。5回終了時までになんとか3点差まで。そう願って応援するが、2-7。ちょっと厳しい。

ここで、一息。暑すぎる甲子園。

甲子園名物の「かちわり」を購入。 _b_24

ただの氷袋。でも、焼けた体に当てるととても気持ち良い。

溶けたら飲む。また当てる。その繰り返し。

後半戦開始。

6回以降、ジワジワと追い上げる駒苫。

遂に8回、8-8の同点に。6点差を追いついた。

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アルプススタンドも大いに盛り上がる。自分も嫁と共に喜ぶ。

が、9回表。

あろうことか、失点してしまう。ピンチをしのげない、このチーム。せっかく追いついたのに・・・

9回裏、最後の攻撃。

いつもは得点圏で演奏される駒苫のオリジナルマーチ「チャンス」

先頭バッターからこのマーチで応援。

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先頭バッターが一塁ゴロでアウト。ここで、この試合初めて考えた。

「負けるかも・・・」

が、次の打者。中沢。

3球目、フワッと上がった打球。良い角度。

「入れぇ~」

「行けぇ~、行けぇ~」

興奮していたのか、打球に向かって持っている「うちわ」でライトスタンドに向かう風を送る嫁。

「入ったぁ~」

「やったぁ~」

9-9の同点に追いつく。これで最悪延長になる。負けないだろう。そう思った。

2アウト後、エース田中が自らのヒットで出塁。

6番バッター、三谷。

「打ちそうだ」

そんな雰囲気だった。

「チャンス」に合わせて絶叫。

「今だ!チャンス!!ホームラン忠央ぉ~」

4球目。

「カキーン!!!」

低い弾道が左中間に。

「入れっ!!」

フェンス直撃の当たり。ふと、ダイヤモンドに目をやる。

エース田中が一生懸命走っている。

「走れぇ~」

相手の中継プレーも素晴らしい。

ホームクロスプレー。

「セーフ!!」

「ヤッター、勝ったー」

「やった、やったー」

アルプススタンドは総立ち。凄い空間。

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各大会で何回かある、ミラクルの試合。

そんな試合のひとつを生で見ることができた。こんな幸せはない。

アルプススタンドの興奮は冷めない。久々の興奮、絶叫、感動。

「来て良かった・・・」

 

8月15日。今日は終戦記念日。

球場で黙とうを捧げ、甲子園を後にした。

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一生忘れられない、思い出になった。

本当に幸せだった。