かえるネット木津川南

大阪市南西部で活動する日本共産党の青年後援会のブログです。

【お二人、実は仲ええやん】

2015-11-12 23:45:10 | 橋下&大阪維新の会
「安倍さんは、どれだけ批判があっても実行する」「安倍さんは集団的自衛権の行使、TPPを乗り越えた」とは、国民の批判、世論の反対を押し切って安保法制やTPPを強行した安倍さんをほめちぎる橋下市長の言葉。

この言葉に表れているように、このお二人、政治運営のやり方で共通する点が多く、実はとっても仲良し。


約束を守らないという点では、
安倍氏政権は、断固反対と公約していたTPP交渉に参加し、大筋合意。
橋下市長は、前回のダブル選挙で「大阪市をバラバラにしません」と公約しながら、大阪市を廃止する大阪都構想を強行。

都合の悪い人間を排除するという点では、
安倍政権は、集団的自衛権の行使容認のために内閣法制局長官の首をすげ替える。
橋下市長は、大阪都構想を強行するため法定協議会から他党の議員を排除。

国民・住民の声を聞かないという点では、
安倍政権は、戦争法やTPPなどを反対多数の国民世論を無視して強行。
橋下市長は、市政改革プランに寄せられた2万8千件以上に上るパブリックコメントを無視。住吉市民病院廃止に反対する地域の声を『ミクロの声』といって切り捨て。

といった具合で、やってることの本質は同じ。

政策的にも、
たとえば、安倍政権は派遣法を改悪、労働法制の規制緩和を進めようとしてきましたが、橋下市長はそれに同調し、首切り自由、労働時間規制をなくしたブラック企業特区づくりを進めようとするなど、その中身は同じ。


そして、なにより安倍政権の大目標である『憲法を変える』というところでも、橋下市長は安倍政権に同調し、改憲の別動隊のような役割を果たそうとしています。

国政では、その安倍政権に対し政党の垣根を越えた国民運動が起きています。戦争法の問題では、日本共産党のしんぶん赤旗に自民党の議員が登場することもありました。

大阪では、安倍政権と同質の維新政治に対し政党の垣根を越えた共闘が生まれています。日本共産党が『反維新』の先頭でたたかってきた柳本あきらさん、くりはら貴子さんを自主支援して、維新政治と対決することになんら矛盾はありません。

大阪で、維新政治を倒すことが、国政でも安倍政権を倒し、新たな政治を生み出す一歩となります。