太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

大分県九重町長者原「木うその森」の下草刈り作業  バス研修その1

2014年07月05日 | 木うその森
平成22年から開催している大分県九重町「木うその森」下草刈りと他産地交流会のバス研修。
今年も朝から小雨が降る7月4日(金)午後8時45分、太宰府市のバスで大分県を目指して出発
しました。
太宰府木うそ保存会 青会長からのご挨拶の後、広報部鳥により交流を行う角埋神社や角牟礼城
についてのレクチャーを行い、研修らしくなってきました。






午前11時に予定通り、木うその森に到着。
大分県西部管理署の方々と合流し、下草刈りの手順について打合せをしました。


今年の秋に伐採をするコシアブラにテープでマーキングをします。



それぞれがテープを持って、いざ木うその森へ。




木うそが作れる大きさのコシアブラを厳選したマーキングしていきます。


原木を見たことがない会員には、他の会員が見分け方やマーキング方法を伝授しています。


コシアブラの木肌はややざらっとした青味がかった色をしています。


葉は手のひらを天に向けて広げたような五葉をしています。


高木の木立の下、梅雨の小雨にぬれた黄緑の若葉は、すべてコシアブラの木です。
豊かな森の中ですくすく育ってほしいなあ。


時折、新芽を摘み取ってしまい、先端が枯れた幼木もあったりして。
こんな風に地道に木うその原木「コシアブラ」の育成をしていることを、もっと啓発
していかなくちゃと思ってしまいます。


最後に、木うその森看板前で・・・。


記念撮影をして、作業を終了いたしました。
さあ、昼食を食べて、他産地交流会の会場(森自治会館)へ移動です。

つづく…




コメント (1)
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