太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

マーキングと下草刈り作業は無事終了いたしました。

2010年05月16日 | 定例行事
2010年5月15日(土)に行いました太宰府市北谷での「コシアブラ」の
マーキングと下草刈り作業は怪我もなく、無事に終了いたしました。

朝9時半に竈門神社の駐車場で、「宝満山研究会」の方々と待ち合わせです。
その後、それぞれの代表者がご挨拶。作業場所まで移動しました。


今回初めて作業を行った太宰府市北谷の場所は、博多にある承天寺別院さま
の境内地です。


ここには鎌倉時代の建物と枯山水式庭園跡が見つかった辛野遺跡もあります。
遺跡は市指定史跡になった後、宝満山研究会によって下草刈りを行っています。
そこで史跡の説明を聞き、いよいよ作業を開始。


「コシアブラ」は残しつつ、赤い印を付けていきます。


「宝満山研究会」の方もマーキングにご協力いただきました。


本日は午前中だけの作業でしたが、400本以上の「コシアブラ」が自生している
ことが確認できました。


下草刈りをしたおかげで、日差しが届きやすくなりました。
今後、「コシアブラ」がすくすく伸びるようになるでしょう(^^)

現場には看板を設置し、作業はひとまず終了です。
「承天寺別院さま」、「宝満山研究会のみなさま」本当にありがとうございました。

「木うそ保存会」の皆様もお疲れ様でした。
きっと10年後には立派な「コシアブラ」が育つ森になることを願って・・・