太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

太宰府木うそ保存会の後継者育成講習会1日目を開催しました。

2017年08月27日 | 後継者育成講習会
太宰府木うそ保存会では会員の増員を目的に、毎年8月末から9月初めにかけて、後継者育成講習会
を開催しています。

今年は定員先着10名のところ、なんと10名も参加いただきました。
例年は1日目に広報部鳥による木うその歴史や由来ばなしがあるところですが、今年は2日目に行う
ことになりました。


まずは青柳会長よりご挨拶




続いて、吉武理事から原木のコシアブラや道具について説明がありました。




さっそく、ノコギリで原木を寸法どうり、カットするのですが、日ごろノコギリを使い慣れていない
受講者はここの作業で四苦八苦です。


受講生同士で協力しあい、ベテラン会員さんたちの指導もあり、カットしていただきました。


10名の受講生に対して、本日参集した会員は15名。
じっくりマンツーマンで、突鑿を使って、原木の皮を削いでいきます。
この作業をすると、自然と突鑿の扱いに慣れていくことができるので、大事な作業です。




ケーブルステーション福岡の取材も入り、放映は明日8月28日午後7時~8月29日午後3時までの予定です。

次回の講習会は9月3日(日)午後2時~です。



後継者育成講習会が始まります。

2017年08月26日 | 後継者育成講習会
明日から木うそ制作の後継者を育てる講習会が始まります。
毎年先着10名で、太宰府木うそ保存会の新会員を募集しています。
入会の条件は、年1度開催する講習会を受講することです。

いよいよ明日から講習会1日目がスタートします。

(日時)平成29年8月27日(日)
     午後2時~5時
(場所)太宰府市商工会館2階
(参加費)1,000円(材料費、工具レンタル代など含む)

※8月27日(日)、9月3日(日)、10日(日)の計3回に分けて、講習を行います。
※明日は木うその由来や歴史、制作方法などを学んでいただきます。
※会員の皆さんも技術研鑽の良い機会ですので、奮ってご参加お願いいたします。


今年も太宰府木うそ保存会の後継者募集いたします!

2017年08月09日 | 後継者育成講習会
梅雨も明け、夏本番の季節となりました。

太宰府木うそ保存会が発足して、来年で20周年を迎えます。
27名から始まった保存会も、50名を越える会員が在籍するようになりました。

しかし、これから先も木うそ製作技術と文化を伝えていくには、もっと会員数を増やす
必要があります。

そこで、今年も木うそ後継者育成講習会を開催します。
「木うそを本気で作ってみたい」、「なにか趣味を持ちたい」、「保存会に入りたいけどどうして
いいのかわからない」そんな方はぜひ奮って、参加申し込みをお願いします。
講座のご案内は8月1日号の広報だざいふにも掲載しています。

(日 時)平成28年8月27日(日)、9月3日(日)、9月10日(日)
     午後2時~5時
(場 所)太宰府市商工会館2階
(定 員)15名まで(先着順)
(材料費)1,000円(材料・工具使用料を含む)
(条 件)3日間、受講できる人
(申込先)太宰府市商工会 ☎922-4345
             📠922-4579
     住所、氏名、性別、年齢、電話番号をお伝えください。



昨年度の後継者育成講習会の様子

3日間体験された後に、保存会への入会をご検討いただきます。
ベテラン会員が丁寧にお教えしますので、お気軽にご参加ください。


太宰府西中学校文化理解科の授業が始まりました。

2016年11月24日 | 後継者育成講習会
昨年度から始まった太宰府西中学校文化理解科の「木うそ作り」教室。
今年は女子5名、男子8名の13名が受講。


初日は木うその歴史や由来について、50分授業を受けていただきました。




まずは広報部鳥による木うその由来や歴史について。
中学生向けの内容でお話させていただきました。


次に木うそに親しんでもらう目的で絵付体験に挑戦してもらいます。
その前に、ベテラン会員による実演と絵付のコツを、見て覚えていただきました。


しっかり見て、いかに真似ることができるか。上達にはイメージトレーニングが大事です。


さて、実際に絵付作業に入りました。さすがに中学2年生になると、覚えが早く教えること
がないほどに、皆さん上手に仕上げていきます。


午後1時45分~3時45分までの授業もあっという間。
これから1年間かけて、じっくりと木うそ制作の技術を学んでいただきます。
どんな作品が出来上がるか、今から楽しみです。

寒い中、ご参集いただいた会員の皆様、お疲れ様でした。

今年も新規会員が増えました!

2016年09月19日 | 後継者育成講習会
平成28年度も平成28年8月28日(日)、9月11日(日)、9月18日(日)の3日間
開催した後継者育成講習会も無事に終了いたしました。

今年は11名の方に受講していただき、現段階で6名が太宰府木うそ保存会の新規会員になり
ました。

最終日は絵付を中心に作業していただきました。






KBC土曜もアサデスの取材を受けました。

放送は9月24日(土)午前9時30分~の「福岡大研究」コーナーで紹介されます。
ぜひご覧くださいませ~~~。

明日は後継者育成講習会最終日です。

2016年09月17日 | 後継者育成講習会
8月28日、9月11日に続き、明日9月18日が木うそ後継者育成講習会の最終日です。


これまでの制作作業で、突鑿の使い方や羽上げの仕方など、コツを体得されてきたのでは。

いよいよ明日は後継者育成講習会の最終日です。
これまで制作した木うその木地に、絵付をしていただきます。
3日間におよぶ講習を受けていただき、「これなら木うそ作りを続けていけそう…」と思って
いただいた方は、ぜひ太宰府木うそ保存会へ入会していただければと幸いです。


昨年度の講習会参加者制作の木うそ

※KBCアサデスの取材依頼が入っております。会員の方も法被を持参して、なるべくご参集ください。

台風12号の接近に伴い、9月4日(日)の講習会は延期いたします。

2016年09月02日 | 後継者育成講習会
平成28年8月28日(日)に木うそ制作の後継者育成講習会第1回目が開催されました。


原木コシアブラを寸法に合わせて、カットしたり…。
日頃、ノコギリを使い慣れていないと、挽く作業だけでも一苦労です。


通常の体験教室では絵付だけしか行いませんが、講習会では実際に突鑿を使用して一から木うそ
を制作できます。
講習会第1日目は、まず表面の皮を削る作業を行いました。道具に慣れる第一歩。

次回は9月4日(日)を予定していましたが、台風12号の接近に伴い、太宰府も大荒れになる
恐れがあります。

そのため、全体の日程を一週間延期いたします。
(第2日目)9月11日(日) 羽上げ作業
(第3日目)9月18日(日) 絵付作業、入会手続き


木うそ後継者育成講習会 3日目を開催しました。

2015年09月27日 | 後継者育成講習会
平成27年9月13日(日)、今年の後継者育成講習会最終日を迎えました。

太宰府館2階木うそ制作教室ではさっそく木うそ絵付指導が始まりました。


2日間の講習会で作った木うそに手順通りに絵付をしていきますが。




それぞれ真剣に絵付を施します。赤→緑→黒→金紙。
絵付にもコツがあります。






講習生が作った木うそはずらっと並べて、会長やベテラン会員さんの講評が。


最後に木うそを手に記念撮影をパチリ(^^)

今年は講習会を受けた6名のうち、4名が新たに保存会メンバーになりました。


木うそ後継者育成講習会 2日目を開催しました。

2015年09月06日 | 後継者育成講習会

平成27年9月6日(日)午後2時から木うそ後継者育成講習会2日目が
太宰府市商工会館2階研修室で始まりました。

秋雨前線が日本列島に長く居座っているようで、雨降りの中の開催となり
ました。


前回1日目の講習会で話そびれた砥石や安全な突鑿の使い方を吉武理事よ
り追加で話がありました。


木の切り方や削り方などはベテラン会員に質問。


講習会の方々と一緒に、会員も木うそ制作を開始。
年末に向けて、木うそ制作も本格化していきます。

次回の後継者育成講習会は2日間で出来上がった木うそに絵付をしていき
ます。
日時;平成27年9月13日(日)午後2時~5時
講習会の会場が太宰府館2階木うそ制作教室に変更になっていますので、
お間違えのないようお願いいたします。


木うそ後継者育成講習会が始まりました。 1日目

2015年09月01日 | 後継者育成講習会
平成27年度木うそ後継者育成講習会が始まりました。
平成27年8月30日(日)午後2時、太宰府市商工会館2階研修室では
木うそ制作を学びたいと申込いただいた5名が来場されました。

会長から講習会の趣旨や流れの説明があり、太宰府木うそ保存会の会員が
それぞれの特性分野を活かして、講習を行いました。


まず、柳広報部長から「木うそのしおり」テキストを使って、木うその由来
や歴史について説明があった後。


吉武理事から制作の道具や原木について、説明がありました。




その後、太宰府木うそ保存会一番の使い手・大倉副会長による木うそ制作
実演がありました。
実習生のみなさんは、合間で質問されたり、手元を眺めたりと熱心…。

さて、そろそろ実際に木うそ制作に入っていきます。



実習生はそれぞれ原木から3つずつ、7~9㎝の長さにノコギリでカット
していくのですが。
日頃からノコギリを使い慣れていないと、まっすぐ切ることが難しいよう
です。




突鑿を使って、表皮を剝き、木肌を調える作業。
講習会1日目は木うそ最大の難関、羽上げ作業前の下準備で終了となりま
した。

次回、講習会2日目は9月6日(日)午後2時~5時まで太宰府市商工会館
で行います。