森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

2022年の4月1日は金曜日

2022-04-01 23:48:05 | 梢は歌う(日記)

下の囲みは、昨年の4月1日に投稿したもので、2013年からツリーになっています。

だから今年もそのツリーを止めるわけには行きません。

いつも心の中で父と語らって来た今日の日。

 
2021年の4月1日は木曜日
2013年に父と他愛のない嘘をつきあった事が、まるで昨日のようです。下の囲みは、2020年の4月1日に投稿したもので、2013年からのツリーになっています。 202......
 

 

 

だけど私、今日思ったんですよ、お父さん。

2013年はやっぱり遠くなったなぁって。

つい最近まで、本当にお父さんと語り合った、あのさして面白くもなかった嘘合戦を楽しく思い出してきたのに、なんだかそれが凄くどうでもよくなってきたんです。

もっと大きな悲しみが、忘れたくない悲しみの記憶を奪って言ってしまうのでしょうか。

 

そう言えば、お父さん。

ちょっとお伺いしたいのですが、あの時、お父さんはスノウさんの家に来た?

 

だってねぇ、私がベッドに横たわっているスノウさんに話しかけていた時、誰かが私の左側の背後に立ったような気がしたんですよ。だから私は、話しかける言葉も気を使っていたのです。彼女に話しかけながら、ふと妹は綺麗だなと思いました。それで「綺麗だね。」と後ろに立っている人に話しかけて振り向くと・・・・・・・・だーれもいないの。

思わず照れて咳払いなんかしたい気分になっちゃった !

この話を姉や友達に言うと、皆お父さんが来たのねって言うのですよ。

やっぱり来たのかしら・・・・?

 

だけどこの話、4月1日のお話にぴったりかもね。

私には真実。だけど他の人にとっては、・・・・ねっ。

 

あのねっ、お父さん。

やっぱり今年も、嘘のような現実で私たちは苦しめられているんですよ。

疫病に噴火、地震。もうこれだけで、もうもうもうと牛のように鳴きたくなってしまうのにね、なんと今、戦争も加わってしまったんだよ。

21世紀に、戦争だよ。

ドンパチだよ。

人類に進歩ってないんだろうか。

そう思ってしまいますよね。

 

あの「プ」のつく名前の人のお母さんは、あの人が赤ちゃんの頃、ゆりかごを揺らしながらどんな夢を見ていたのでしょう。

人の上に立つ息子を見て、今は満足なんかしているのかな。

だけど世界中の、いや世界中かは分からないけれど、少なくても私の周りにいる善良な普通の主婦に、お茶を飲みながら「死ねばいいのに」と呪いの言葉を呟かれている息子を持って、その真実を知ったらどんな気持ちになるのでしょうね。

でも仕方がないよね。

直接手を下してなくとも、殺戮者なんだから。

 

「終わりの始まり」って、誰が一番最初に言ったんだろうかっていつも思います。凄い言葉です。

でもこの言葉は、願うならば、SFの中だけに存在していて欲しい言葉ですね。

そんな事をつらつらと思う2022年の春の日でした。

 

 


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