森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「また、あなたとブッククラブで」を見てきました。

2021-01-24 01:28:17 | 映画

1月22日、お友達とご一緒に見てまいりました。

これが、2021年に一番最初に映画館で観た作品になりました。

キャストが、ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンデス・バーゲン、

メアリー・スティーンバージェン。

1946,1937,1946,1953。

これは何の数字かと言えば、まあ、彼女たちの生誕の西暦でありまして、思わず「やすらぎの郷」かと、心の中でツッコミを入れてしまいました。

そう言いましても、彼女たちは、私が青い春と言う時代を過ごしていた頃、映画界で旗を振っていた人たちで、憧れの人たちでもあったのです。

その人たちの映画とあっては、何気に心ときめかせ、この作品をチョイスしました。

だけどこの日、いつものように深夜族。寝る時に、時計を見ながら今日は映画に行くのに大丈夫かしらとは思いました。でも映画が面白かったら大丈夫よと、いつものお気楽な私が言いました。

こんな事を書くと、次に言う事が簡単に予想が付くかと思います。

早くも「一戦一敗」になってしまうのかと思ってしまいました。

「敗」と言うのは、いわゆる寝落ちです。

お友達はすべてがツボにはまり、楽しくて面白くて素敵な映画だったと言いました。

何の反論もありません。私もそう思います。

ただこの人たち(ヒロインたち)、「ブッククラブ」、つまり長年続けてきた「読書会」と言う、なんて言ういうか、知的な香りのする集会で、話していることは、思春期の少年が3分に一度考えると言うアレの事ばかりです。

なんだか眠くなってきてしまって、筋を追いながら、時々うつらうつらとしてしまいました。ただ一敗目にはしたくないが一念で頑張っていたのですが、突然目が覚めました。

ヒロインのダイアン(ダイアン・キートン)が、知り合いになったパイロットの家に行って、自家用機に乗って空のデートをする辺りから。

 

これはある種の大人のおとぎ話だと気が付いたら、なかなか面白くなってきました。

夫を喪った普通の専業主婦が、娘に会いに行く飛行機の中で、隣に座ったのがパイロットの休暇中で、ナンパされて、家に行ってみたら、何かの特許料で広大な土地とゴージャスな家の持ち主で、飛行機デートをしたり、別に普通のおばさんにしか見えないヒロインを会った途端に「君は特別な人だから。」と言わしめる。

無いから。

そんな事は、普通。(笑)

キャンデス・バーゲンのシャロンのシーンなど、完全にコメディで、「ブッククラブ」と言うタイトルで、勝手に勘違いしていたジャンルを切り替えたら、俄然面白くなってきました。

「最後から二番目の恋」でセフレと言う言葉を知りましたが、そんな相手は居ても今まで独身で頑張って来て、ホテルオーナーまでなったビビアン(ジェーン・フォンダ)、夫とは離婚して、その彼には若い恋人が出来たことを苦々しく思っているシャロンは連邦判事。35年を経た結婚生活の危機に直面しているキャロル(メアリー・スティーンバージェン)はオーナーシェフ。

まるっきり見えてきませんでしたが、みんな今まで、メチャクチャ頑張ってきた過去があったのだと思います。

まるっきり感じる事が出来ませんでしたが、様々な本を読んで、皆で深く語り合って来たのに違いありません。

だから、第二の人生にも男性のパートナーがちゃんと現れて、また恋が出来る事が最高と言うような恋愛至上主義のような物語に、ちょっと、本音を言えば物足りなかったような気がします。

でもこれはおとぎ話。

だから「王子様が現れて、二人は幸せになりました。」×4

で、メデタシメデタシで良かったのかも知れませんね。

 

ただ、さりげなくぶち込まれたテーマはちゃんとあって、詳しくは書きませんが、長い夫婦の関係での、普通にぶつかるキャロルの問題。

また、本当に親想いで良い娘たちが出てくるのですが、母親を愛するあまり、必要以上に年寄り扱いにしてしまう問題。

本当に人生には、いろいろな問題があるよね。

 

と、まとめた後で、書くのもなんですが、とりあえず、彼女たちが活発な恋愛活動をするようになったのかと言うと、読んでいた本の影響みたいなんですね。

その本は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」と言うもので、2014年に主婦が趣味でインターネットにアップした官能小説が評判を呼び、全世界でベストセラーになったものらしいです。と言っても、またも私はまったく知らず。

これ、映画化になったものがAmazonprimeで、見る事が出来るみたいですね。

 

 

後、ダイアン・キートンは、やっぱり素敵な人だなと思う記事もリンクしておきますね。→「Happy Birthday ダイアン・キートン! 前向きに年齢を重ねるヒントが詰まった10の言葉。」

 

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #四字熟語のお勉強 その3 | トップ | 麒麟がくる 第四十二回「離... »
最新の画像もっと見る

映画」カテゴリの最新記事