森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ゲゲゲつれづれ ③ 【ゲゲゲの鬼太郎妖怪城】

2010-12-09 12:47:27 | 家族スナップ

この「ゲゲゲつれづれ」は私の思い出話が中心ですが、今回のお話も私的にはキラキラな思い出です。

カテゴリーも「思いつくまま」から「家族スナップ」に変わったと言う事は、まあ、あれですわ。愛しき我が家のお坊ちゃま君の思い出ですのよねん。

ちなみにもうすぐクリスマス。もうすぐと言うのには早すぎますか 

クリスマスの時にこのお話をぶつければ良かったかしら。なぜなら、ある意味それはクリスマスのプレゼントのお話だからです。

ところで、子供が小さかった頃のクリスマスに「ゲゲゲの鬼太郎妖怪城」とか言うおもちゃを買ってしまったことのある人はいますかね~~

【ゲゲゲの鬼太郎妖怪城】

今でもお口の達者なラッタ青年は、生まれて1年は沈黙を守り、その1年を過ぎた頃、にゃんにゃん、ワンワン、または飛行機の「キ」だけを言うなんて幼児語一切なしで会話が始まりました。もちろん、「さしすせそ」が「たちつてと」になってしまうと言う、可愛さポイントは残したままですが。

彼の最初の言葉は、「まんま」とか「ママ」じゃなくて、
「イーな、いーな、にんげんていーな。」だったように思います。

この話をすると、ギッくっとする人がいるといけないので解説しますが、これは何もラッタ君の前世が森のクマさんで、人間に生まれてきて嬉しいなと言っている訳ではありません。友達などは本当にそう思ったのですよ。

これは、「日本昔話」のEDの歌なんです。

私はこの歌が大好きで、頻繁に歌っていましたし、来る日も来る日もその歌をテープかなにかで聴かせていましたから、覚えてしまったのですね。

まんが日本昔ばなし(1)
コロムビア・オーケストラ
コロムビアミュージックエンタテインメント

この先に飛んでいただけたら、視聴できますよ。

ついでですが、こんなものを見つけてしまいました。

よみきかせ 日本昔ばなし vol.1 [DVD]
藤原竜也,丘みつ子,武田真治,佐津川愛美,船越英一郎,石原さとみ,三村マサカズ,榊原郁恵
コロムビアミュージックエンタテインメント

なんと藤原竜也君の名前があるじゃないですか。クリスマスのプレゼントには最適ではありませんか?子供にはその時ばかり喜ぶものよりも、嬉しいが続くものをあげた方が、結局は良いのですよ。

と言うのが、このお話の趣旨なのです

そのラッタ君、1歳だったのか2歳だったのかのクリスマス近くに風邪を引き、なんとはなしに目は涙目。その彼がテレビでCMを見るたびに決まって言う言葉は
「ゲゲゲ、キタロウ、妖怪城、ホチイナ」

その頃、CMでやっていたのですよね。模型のようなお城の上から玉(岩のつもり)を下に転がすだけのおもちゃなのに、さながらインディー・ジョーンズのように岩が迫ってくるようなCMなのです。他にも少々の罠があり、鬼太郎たちはその城で天守を目指すと言うおもちゃだったのじゃないかしら。

テレビのCMを見るたびに面白いCMだとは思っていましたが、おもちゃには興味がありませんでした。キャラクターものって、あまり好きではないのですよ。

プラレールかレゴブロックのようにずっと使えて、しかも質の良いものを買ってあげようと思っていました。そして、予定通りにそういうものを買ったと思います。

が、彼の「ゲゲゲ、キタロウヨウカイジョウ、ホチイナ。」と言う、この言葉に惑わされない親は少ないと思います。
なぜ、その長いおもちゃ名を毎回フルの言うのだ。まだたどたどしい言葉しか話せない子供には、「ゲゲゲのキタロウヨウカイジョウ」は長い言葉です。毎回頑張っていっているのかと思うと、心が揺れます。私は甘い人なのです。

でもなんか、このおもちゃって・・・

と悩んでいたら、私以上に甘い夫から「買ってやれ!!」と命が下りました。

なんて言ったって、ラッタ君は涙目ですしそんな幼子に、あの長いセンテンスを聞かされちゃあ、初めての子供のパパちゃんには拒むことは出来ないと思います。かくしてラッタ君はクリスマスにプレゼントを二個ゲットしたのでした。

だけどですね、ここからが、涙ものですよ。そのおもちゃは、私の予想通りで・・・

結構大きいおもちゃだったのですよ。でもそれを入れている箱は薄いボール紙で、箱からすぐに壊れていきましたが、本体もパリンパリンと割れて、すぐにあっちこっちが壊れていきました。このおもちゃ、本来の遊び方はあっという間に出来なくなりました。

だけどこのブログと付き合いの長い方は、ご存知だと思いますが、私はすぐには何でも捨てません。

ガムテープで箱も本体も補修したり、修理したり・・・

妖怪城は妖怪にふさわしく大ボロ城になってしまいましたが、長い間おもちゃのコーナーに存在していました。私は見たことがありませんが、キン消しを使った冒険ごっこ遊びには使っていたかもしれません。

ちなみにキン消しと言うのは、キン肉マンの消しゴムの事ですが、少年達はこれで遊びましたよね~。

だけどはっきり言って、そのおもちゃは子供だましだったと思いますよ。そして脆過ぎる。岩が転がるのがポイントなのに、滑り台のところから飛び出してしまうのもどうかと・・・。

商品名のあるものを、ここまではっきり言って良いのかと思いましたか。良いのです。キッパリ!
関係者様がいらしたら、お客様の声欄の記入と思ってお聞きくださいませ。

だけど、おもちゃは夢を売るのですよね。幼子が努力して、親の心を動かし買わせると言う事もあるのですから。

アニメの人気に便乗して、安易なものを作って行ったならば、必ずしっぺ返しは来てしまうと思うのです。既に来てしまったというべきなのかもしれませんね。ドラマ「ゲゲゲの女房」の中にも、水木氏の人気に便乗してねずみ男のモデルのような浦木がそんなものを作っていたように思います。売る側の人間はドラマの中に存在していましたが、買った側の人間のドラマはここにあったと言えるかも知れませんね。

でも私が、その大ボロ城を捨てなかったのは、それを見るたびにラッタ君の可愛い声が蘇ってきたからです。ただ、それだけ。
おもちゃについてはたくさん文句を言っているようですが、その妖怪城を買った事は、私にとっては大切な思い出なのです。

 

ちなみに、やっぱりレゴブロック、プラレールはロングで遊べました。
意外と役に立ったのは、男の子の家でもいろいろな子が遊びに来るのでままごとトントンは、なかなかのお勧め物ですよ。

レゴ 基本セット 青のコンテナスーパーデラックス 5508
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プラレール N700系新幹線ベーシックセット
タカラトミー
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