森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

エイト

2016-08-09 09:24:22 | 梢は歌う(日記)

ふと思った。

「エイト」と聞いて何を連想するかで、その人の好みとか年代が分かるのではないのかと。

「エイトマイル」なのか「スーパエイト」なのか、(あっ、それ相当マニアックじゃない?)、はたまた「エイトマン」なのか。

 

とそこに通りかかったルート君、

「エイト」と聞いて、何を連想する?

「ええと・・・」   まっ、これはお約束。

「『エイトマイル』とか?」

「それ、知らない・・・。」

(そ、そうか。君はこれ、知らないんだ。まあ、旦那も知らないな、これ。)←私の心の声

たぶんラッタさんだったら、これを選ぶんじゃないかしら。

「じゃあ、『スーパーエイト』とかは。」としつこく言うと

「ああ、それはありだな。」

(そっちが、アリなんだ。ふーん)

「だけど何を連想したかって言うと、あれだな。『エイトフォー』」

「えっ、なんだっけ、それ?」←すっかり頭が映画脳。

「エイト~フォ~♪だよ。」と腕をあげてシューと言う素振り。

あー、はいはい。聞くんじゃなかった・・・!

 

「エイトマン」、知らないってさ。

そりゃそうかも知れないね。

 

「老いる」と言うことは、ある意味悲劇である。

だが「長く生きる」と言うことには、違う意味がある。

そして徐々に若い水夫たちとは違う記憶が器の底辺に沈殿していく私たち。でも若い水夫がどんなに悔しがっても逆立ちしても、彼らにはその昔々の風景を見る事は出来ない。

ましてや私は、ぱちりと目を覚まし自我が覚醒してから今日まで戦争を知らず、幸せの国の住人である。

 

と、言うわけで、8月8日の日記。

 

夜、夫が言いました。

「陛下のお言葉、良かったよ。なんか心を打った。頭のいい人なんだなと思ったよ。彼は本当に前の天皇が・・・・・」

彼はいつもは皇室にたいしては口汚い人。でもそんな彼の心を動かした陛下のお気持ちとはいかに。その放送を見逃していたので、夜のニュースでゆっくりとしみじみと拝見させていただきました。

「象徴天皇」としていかに生きていくべきかと、天皇はずっと想い続けられて今日まであったのだと胸が熱くなりました。

だから政府の要人が、本心が隠しきれずに批判を受ける行動や言動を言ってしまった時にも、陛下は常にブレない事を言っていたのだなと思いました。それはある意味選挙などで足元が崩れる事がない、お生まれからの余裕だとも思うのです。

この「お生まれによって」日本の象徴になっていくと言う存在と言うことにも、そこには深い苦悩と思慮が生まれざるを得ない過程があると思いました。

私はふと、このような「陛下のお気持ち」と言う語りの時間を、もっと普段からもっと多くあったら良かったのになと感じました。そうすれば、もっと身近な皇室になるような気もしたのです。

 

いきなり時間軸が夜からになってしまいましたが、それを朝からに戻しますと、朝早くに

イチローさんが3000本安打を達成したニュースが飛び込んできました。本当に素晴らしいですよね。

スポーツ選手は怪我や故障が元で実力が発揮できなくなったり、引退せざるを得なくなってしまうことが多くあると聞きました。だけどイチロー選手はそれを避けるための不断の努力を惜しまない人なんですよね。毎日のストレッチや練習など力を抜かないのだと、ずっと以前のテレビ番組で聞いたことがあります。

彼はハンサムだし(そこ、関係ある!?)、本当に素晴らしい人ですね。

 

お昼近くにお稽古のお時間。先生宅を訪問したら、歌のお稽古にいらしているお知り合いの方がいて、しばしのおしゃべりタイムになりました。私よりも10歳ちょっと上の方ですが、その前向きな姿勢に学ぶことが多いです。

そしてワタクシの下手くそな「ぴ」の付くモノのお稽古タイム。練習不足のサイテーな結果。もうこれ、脳トレの為だけにやってるんじゃないのか。心の中で練習してこなかった事を棚に上げて泣く・・・・・。

まあ、そのうち本気出す…ってそのうち!?

 

その後、暑いので送ってくれると言う先生の厚意に甘え、甘えついでにパン屋さんでご一緒に昼食を済ます事にしました。先日も書いたかき氷サービスのパン屋さんです。今回も少々それが目当てです。ひと夏に1回で良いと言いながら、今年の夏はかき氷付いてます。

ここでは前回はいちご味だったので、今回はメロン味です。

 これは私が崩したのではなくて、最初から。いちご味のかき氷の時とは、だいぶ見た目が違うでしょう。店内はママ友and子供たちでいっぱいです。さすが夏休みです。それでもニコニコと対応してくれていたお兄さんの店員さんには好感度がアップです。

 

午後からはずっと家事タイム。

そして夕食をバタバタと作り、ばたばたと夜のバイトに出掛けたのでした。

おわり。

 

いやいや、「おわり。」ぐらい書かないと、凄く細かく書きたい衝動に駆られてしまうのです。かかってきた電話の事やその内容や、夜のバイトでの出来事など。

毎日の暮らしはなんて事のない集合体。でもその中の一つ一つはけっこう煌めいているものが隠れているんですよね。たとえそれがガラス玉であっても美しい事には変わりはないのです。

 

 

 

 

コメント (4)
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