to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

アイシテル~とか・・・

2009-05-04 01:16:33 | Weblog
                          Imaga by La Moon:http://www.d3d.co.jp/~akop/index.html

先日カラオケに行った時、いつもドラマの主題歌を順に歌うんだけど、
最近ドラマから離れていたにしては珍しく、友人の家族全員で嵌ってるドラマがあるという。
歌そっちのけで彼女がそのドラマの1~2回の粗筋、キャストを説明してくれた。
これは、恭子ちゃんのドラマ「S.O.S」以来かも知れない熱心さ。基本、お喋りなタイプではないので。
そのドラマというのは、「アイシテルー海容ー」
その翌日運良く、第2回目の再放送を録画でき、翌日3回をOAで観る事ができた。

吾が子が体を縛られ、衣装ケースに入れられ死んでしまったら、ビニール袋に入れて冷蔵庫に2年も放置していた母親が、
逮捕された時に、「男に捨てられたくなかった」と。ショッキングなニュース。なんという親・・・
そしてその前の日のニュースでは、吾が子を虐待した挙句ベランダに放置して、死んだら山に埋めた母親もいた。。なんという親・・・

しかし、このドラマで描かれるのは、
殺人を犯してしまったある小学生の両親と、
その小学生に吾が子を殺されてしまった家族の、今とこれから――。

女なら、きっと誰でも、結婚したら可愛い子供のいる幸せな家庭、というものに憧れるだろう。
中には不幸にして離婚し、新たな男の出現に、吾が子の存在を疎んじたり、
時には信じられない子殺しにまで発展するケースもあり、
女の母性も、全ての女性に与えられたものではないのだと痛感するが、
このドラマで、悲劇の母親になる二人の女性は、そういう特殊な環境にあったわけではない。ごく普通の真面目な母親だった。

それが、何の前触れもなく、ある日突然。
一方の家族は殺人者の親になり、、吾が子を見失う。
もう一方は、突然子供を殺され、、、自分を失う・・・


どちらも想像を超える残酷な事態。
過去に起きた実際の事件も数々よぎりましたが、
この少年が、この時どういう心理状態だったのか。
ドラマの母親のなぜ!?をどのように描き出していくのか、とても興味があります。

日テレ 毎週(水)10時から
『アイシテル―海容―』・・ここまでご覧になった方の感想もお聞きしたいです。