園長ブログ

園生活での徒然です。又、携帯用に年間行事等のデータも紹介いたします。コメント投稿機能は非設定にしています。

夏:体験の宝庫②

2010年07月15日 | Weblog
午後5時過ぎ、園庭は預かり保育の園児とセミの声が交差しています。東の空に目をやれば遥か彼方に真っ白な入道雲、天を仰げば青空と雲、まさに戦(いくさ)をしているかのようです。まもなく梅雨明け宣言が聞かれるかな。
ほのぼの画像を6枚紹介します。

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連日、虫捕り名人大集合。ご家庭に持ち帰った際にはどうぞ、大切に飼ってください。幼児の宝物です。

「先生!トンボとって!」かごに入れるるとすぐに死んでしまいますのでなるべく、逃がすようにはしているのですが。でも子どもたちは捕まえたトンボを間近に見たいのかもしれません。子どもの頃を思い起せばトンボの目は神秘的でした。オニヤンマ、ギンヤンマなんて捕まえたら、それは大興奮!

虫は虫でも砂場の蚊は厄介者。でもこの虫捕り器で退治。

「園長先生、ちょっと来て、見て、変な虫がいるよ」どれどれ、な、何だこれは!毛虫ではありません。ひげを備え、何やら動いている。多分、蛾の一種でしょうか。

本日、年長ゆり組では折り紙で虫の制作をしていました。こうして仕上がっていく過程で制作、工作への興味、関心がいっそう深まることと思います。

今度はどんな夏の情景に出会えるかな!どうぞお楽しみに。

新しい風

2010年07月12日 | Weblog

本日、平成23年度の「入園案内」が完成しました。画像は表紙の部分です。

前年度から作成を娘にバトンタッチ。従来の「入園案内書」について色々指摘されました。

○「大小写真が多くて、見づらい。レイアウトに一貫性が無い。象徴性、シンボルのようなものが無い、ごちゃごちゃしていて見てて飽きる、テーマが無い」などなど。

父親タジタジ…(笑)大学で情報メディアを学んだ者の進言として素直に受け入れました。
もうすぐ皆様にお渡しできます。どうぞお楽しみに。

先日読んだ書物で・・・
『日常の中の非日常に出くわすことは人生を楽しくするものだ…通勤の満員電車の中だって、つま先を立てたりすれば運動にもなるし、外の風景に目をやり、人々の暮らしを想い描いたり、本を読む時間だってこの中だからこそ捻出できる…こう考えれば通勤も苦にならない』

『子どもはなぜ声を出しながら遊ぶのか。それは子どもの心や脳は毎日が新しい発見だから。明日はこうなる、今日はこうなるなんて予想していないから毎日が感動、喜びで声を出しているのです』
職業上、私も同じようなことを感じ、記したことがあります。

入園案内書に話を戻せば「前年度に準じて書式やレイアウトを踏襲して、写真だけ入れ替えればいいか」これでは何も生まれませんね。(反省)

完成した『入園案内』を見ながら脱帽。「老いては子に従え」ではありませんが若い人の着眼、アイデア、発想、見習わねばなりません。スポーツ界だって10代、20代の選手、大活躍。

同じことを何度も繰り返すのが日常、仕事や社会生活もこのレールに乗らざるを得ないのも世の常。

しかし心のあり方や行動を変えるだけでも非日常と言う感動や喜びにたくさん出会えること、新しい風を感じられること、肝に銘じて

夏:出会い、体験の宝庫①

2010年07月09日 | Weblog
本日(7月9日)はこちらのページでも話題をUPします。以前、何かの書籍で読みましたが俳句や詩などで題材等、一番多い季節は夏だそうです。

昼間の時間帯が長く、自然界で一日をとおして様々な情景の変化を見ることができるからでしょうか。

また職場や学校関係でも7~8月は+α(プラスアルファ)のスケジュールが組まれ、それをとおして4月とは、また違った出会いがあるのも夏。まさに「夏の体験、冒険」とも言えるでしょう。

特に子ども達にとっては夏をどう過ごすかが大切なことになります。海、山、森林や自宅周辺の自然の中で思いきり遊ぶこと、自然を観察し色々な発見をすること、お盆などで親戚の人たちと交流できること、また中学高校ともなれば部活に励むなどなど。

年齢を問わず身体や頭をフル活動した分だけ一層たくましくなり実りの秋を迎えられることでしょう。

夏休みや夏祭りの話題も聞かれる中、幼稚園でも夏特有の体験が展開されています。3枚の画像を紹介。1枚目、2枚目はプライバシーを考え、多少ぼかしています。

中学生による職場体験学習のひとコマ。園児を抱きかかえる生徒の誰もが多少、照れながら優しく面倒を見てくれました。幼児を前に誰でも素直なやさしい心になれる一瞬です。

オリジナルのおもちゃ、遊びの素材を持参してこうして遊んでくれました。幼児は来訪者の誰にでも興味を示します。特に小学生や中学生のお兄さん、お姉さんへのまなざしは人一倍爛々と輝きます!こうした出会い、可能ならばもうひとつ上の高校生なんかどうかな!とても興味があります。
おそらく「女子生徒→キャー!可愛い!男子生徒→ぇ!幼稚園児、マジかよ!」教室は騒然となり、皆、ハニカミ王子姫かな。(笑)

そして最後に昨今、園内の至るところで見られる虫の品評、自慢そして繰り広げられるカブトムシ対クワガタの戦い。こうしたかかわりも子ども達にとって大切な宝物。七夕の笹飾りに掲げられた短冊の願いごとも同様です。

宝物といえば皆様の幼少期はいかがでしたでしょうか。私もそうでしたが、もうひとつ“ベーゴマ”がありました。夏休みに枕元において寝ていたことを思い出します。どうぞそっと「宝物はなぁ~に?」聞いてみてください。