園長ブログ

園生活での徒然です。又、携帯用に年間行事等のデータも紹介いたします。コメント投稿機能は非設定にしています。

山里・・里山?

2008年11月22日 | Weblog
画像は過日、UPした山里②です。

本日、来年度の入園準備会全体会の席上------保護者の皆様に---
「昨日、年長組の部屋で“みんな、この曲(ふるさと:うさぎおいしかのやま)知っている?”とピアノを弾きましたが24人中手を上げたのは3人で、”ポニョを弾いてぇ~”とリクエストされました…。幼児が知らなくて当たり前、小学校で教えられることでしょうし、そして”ポニョ”を聞きたいのも当たり前…」
-----そんなことを話しました。

新しい時代の中で幼児の心を魅了すること(もの)。古くから語り継がれてきたこと(もの)を大切に教えていくこと。それらをご家庭と二人三脚で提言していく幼稚園でありたいと思うところです。

さてタイトルですが最近は“里山ブーム”で山里と里山は一体どう区別するのだろうか?そんな疑問がわいてきます。

山里はあくまで地形的な意味、平野と相対する語、都会や市街地に比べて山々の農村地帯…という区別で使われることと思います。

里山は山村地帯に隣する集落、生活の営みなど小規模単位の意味になりましょうか?ぅ~ん、日本語は難しい!

何れにしましても、山里、里山は故郷的な郷愁が漂います。勿論、海近くで育った人、都内の下町で育った人それぞれに故郷を持ってらっしゃることと思います。

皆様が“故郷・ふるさと”を感じる情景はどんなものがあるのでしょう?
お子さまの寝顔をご覧になれば走馬灯のように、蘇ってくるかもしれません。




山里、日本の原野②

2008年11月15日 | Weblog
画像は本日、果物狩りアウトドア先、筑波山の裏側の山里です。当園の子ども達の他に何組かの家族連れも見えていました。

足元に筑波山からのせせらぎ、遠くに立ち込める煙、これもまさしく故郷の情景そのものです。

子供が大きくなった今、「一緒に行こうよ」と誘っても先ずは無理。でも遠い日に子供とここに来たことは事実。子供が大きくなってこのような地を訪れた時、「昔、両親と来たことがある」と思い出してくれただけでも良しとしましょう。

そして仕事上の行事で毎年、こうした所に訪れることができ、感謝の気持ち。

ご家族の皆さん、お弁当を持ってぜひ、近場の山里歩きをしてみてください。



山里、日本の原野①

2008年11月15日 | Weblog
今週は2度の園外保育、2日間の出張先で出会った風景が未だ目に焼きついて離れません。
画像は茨城県八郷方面の山里を眺める園児たち。子どもの目にどんな風に映り、そしてどんなことを思っていたのでしょう。

私共の居住地も田んぼや森林等、いわゆる原野の風景は沢山見かけます。しかしこの4日間の先々で絶対的な違いは交通量でした。

特に出張先では30分車を走らせても2,3台の車しかすれ違いません。コンビニなどは見当たらない土地。勿論、幼稚園や学校は存在していまして、「この地域の子どもたちは学校まで歩いていくのだろうか?どんなことをして遊んでいるのだろうか?」などと職業柄、思いを馳せたり・・。(笑)

「うさぎ 追いし、かの山・・」精神的、体力的にも忙しい1週間でしたが、心の中に大きな財産をいただいたような気持ちです。

おかえりなさい!鮭

2008年11月10日 | Weblog
本日は園生活の話題でなく、申し訳ありません。

画像は土曜日【8日】に筑西市(旧下館市)の勤行川(ごんぎょうがわ)で撮った鮭の産卵の様子です。

某奉仕団体が地元の幼稚園児や子ども達と共に1年前に鮭の稚魚を放流し、このたび数百キロを遡上して産卵を迎えました。

数匹が群れを成し、雌鮭が水中に産卵の穴を掘り、雄鮭が周りを取り巻き、手助けする。雌鮭の中には砂利で擦れ、傷で白くなり産卵後、ほとんど力尽きて行くそうです。

それにしても一度、海に返した稚魚が成長して川に戻ってくるという鮭の輪廻。流れに逆流して一生懸命、遡上する鮭の姿に感動。「が…頑張って!」心の中で叫んでいました。

ほのぼの親子写真

2008年11月06日 | Weblog
只今、11月1日「親子ウォーキングの」写真プリントアウト作業中、年長、年中組が終了し年少組写真がプリンターから続々と印刷されてきます。数にして約200枚。じっと腕組して待っていると計り知れなく長く感じますので、ホームページの更新や文書整理をしながらの作業です。

そしてプリントアウトされた1枚1枚を眺めながら思わず頬が緩んでしまうほど、“ほのぼの感”いっぱいの親子写真。優しいお父さん、お母さん、祖父母さんそしてニコッと笑ったお子さんの写真。これはご家庭にとっては勿論、私共職員にとってもかけがえのない宝物です。

用紙、インク代なんて二の次。(笑)

左胸、つまり心臓の奥深く温かな光が灯ったような思いです。本日、年長・年中組、明日は年少組ご家庭にお届けします。勿論、プレゼントです。お楽しみに!

懐かしい情景「ポン菓子」

2008年11月01日 | Weblog
本日、親子集い行事「親子ウォーキングと芋掘り」を行いました。鬼怒川の土手を歩き、畑で芋掘り。秋晴れの下、楽しい半日だったことと思います。親御さんは少々、お疲れになったでしょうか?(笑)ご参加、ご協力ありがとうございました。

鬼怒川の土手では手前に鬼怒川の流れ、遠くに筑波山、周囲は秋の田んぼ、芋掘り会場脇の古びた長屋、土の中からどんどん掘り起こされるサツマイモなどなど。子どもの頃から何処かで見てきた情景が蘇ります。

そして…きわめつけは画像の「ポン菓子」製造の実演。やはり幼少の頃、家のおひつに余ったお米を乾かして、“ポン菓子おじさん”が来るのが楽しみでした。

本日も園児たちの目は興味津々、バァ~んという音と共に飛ばされたポン菓子に群がり、それはそれは食べまくりました。保護者の皆様もご賞味することができて何よりです。

夏祭りに「キャラメルコーン」を作ったのですが、今日の「ポン菓子」はそれ以上の大人気。やはり子供心に日本伝統の何かを感じたのでは!と思います。

これからもこのような企画を考えていきます。よかった、よかった!