園長ブログ

園生活での徒然です。又、携帯用に年間行事等のデータも紹介いたします。コメント投稿機能は非設定にしています。

去来(きょらい)するもの

2008年09月25日 | Weblog
年中組のパラバルーン練習をじっと見つめる年長組。昨年の今頃は“あっち側”そして今年は“こっち側”。当たり前のことですが“こっち側”は幼稚園の最高学年として練習会場で過ごす時間も“あっち側”に比べてはるかに多い。

それでも愚痴や弱音も吐かず担任、職員と共に黙々と練習に取り組むその健気さ。今年は天候不順で運動会場で練習する時間が例年に比べてかなり少ない。しかし日一日とメインの競技種目を習得そしてその上達振りに正直、頭が下がる思い。

子ども達との間にひとつの「絆」が生まれるこの時期。「誰もが同じようにこうして立場をかえてここを通過して行った」卒園児の皆さん、覚えていますか?

家族ぬくもりNO1地域に

2008年09月22日 | Weblog
画像は昨日、お祝いに駆けつけた某小学校の運動会。台風の余波で順延になり満を持しての開催も午後から雨がパラパラ。主催側もまさに“生きた心地がしない”心境だったことでしょう。先生方、保護者の皆様、お疲れ様でした。

運動会は幼稚園、保育園、小学校などでは地域や家族総出の一大イベントでもあります。お母さんによる早起きしてのお弁当作り、お父さんが久々に同級生や先輩後輩と対面、おじいちゃん、おばあちゃん達の交流などなど。園児や児童への応援以外に運動会はそんな側面を持っています。

それゆえ一滴の雨も降水確率ゼロの天候の中でぜひ、開催したいものです。こればかりは本当に神頼みの心境。

中学校などでは多少の雨であろうと実行してしまうケースが我が子のときに何度かありました。保護者の参観や参加競技が少ない理由や生徒自身の目標達成に趣があるからでしょう。実際、台風の接近間近に行った年もありました。
それでも我が地域は勿論、近隣の中学校でも運動会に沢山の家族が駆けつけお弁当を一緒に食べる比率はかなり高いのです。「来なくていいよ・・!」という子供の「照れ」を押しのけて。(笑)

時節はいよいよ幼稚園、保育園の運動会シーズンを迎えます。たくさんのパラソルの下に“ほのぼの家族のぬくもり”が見られることでしょう。

中秋の名月も雲の中

2008年09月18日 | Weblog
画像は保育室に飾られた十五夜の供え物。勿論、ススキは本物、団子は材料が紙の制作品。新暦では9月中旬から10月上旬にかけて月がもっとも美しくそして丸い姿を表すという。所謂「十五夜お月さん」昔からの呼び名です。

記憶の糸を紐解いてみると祖父母や親が廊下や玄関先に同様の物を置いていたような。子供ごころに「何だこれは?月のウサギへ食べさす物か」思い出されます。

画像を見るとアニメキャラや魚が加わっているのも微笑ましい限り。そしてこんな風習をさりげなく提示した担任の気持ちに“ほのぼの”温かな心を感じます。

日本列島は台風の影響を受けてすっぽり雲の中。幼稚園の上空も。お月様が見られるのは週明けでしょうか?どうか来週は運動会場で沢山練習できますように・・・。

おじぎ草②

2008年09月11日 | Weblog
さて早速、手を触れてみました。2枚目の画像、ご覧のように“降参!”とも言わんばかりに“おじぎ”。

園児たちの驚き、好奇心の高まりが今から楽しみです!

夏から秋へ:おじぎ草①

2008年09月11日 | Weblog
画像は過日、保護者から頂いた“おじぎ草”です。ありがとうございました。

別名、眠り草とも言われ手を触れると葉がヘナヘナと萎れてしまう珍しい草花。7月から10月位までが花期でポンポンのような可愛い花を咲かせます。

鉢に分けて園児たちにその不思議さを体験させることが楽しみです。私も遠い昔に子供心に驚いた記憶があります。

夏の名残ー3 虫、見つかりましたか?

2008年09月09日 | Weblog
9月第2週に入り、日中の残暑とは裏腹に空を見上げれば何処となく秋を感じます。登園後の自由遊びでは画像のように“夏を追いかける”園児の行動もあちこちで見られます。

牛乳パックを持参してどんぐり林で虫を探しています。アミを持っている園児の姿も。残念ながらカブトムシやクワガタは流石に影を潜めましたが、それでも子供たちの探究心は衰えません。

西日が幾分低くなった頃、まだアブラゼミも泣いていますがいよいよ、ツクツクボウシの威勢が際立ち始めました。園内ではこれからはきっとトンボを追う光景が見られることでしょう。どんぐり、桜の葉が散るには未だ時間がたっぷりあります。

よさこいソーラン!

2008年09月06日 | Weblog
画像は運動会にお披露目する“よさこいソーラン”の練習。
年長組保護者の紹介でこの踊りに取り組むことになりました。

時間にして約5分間、結構な運動量です。果たして踊りの振り付けを覚えることが出来るだろうか?という不安もありますが、とにかく練習の積み重ねが大切。

特に“この後にこんな振り付けが、そして次はこうなる”と理詰めで解説指導するより子どもたちは身体と耳で自然と覚えるのが良いのです。

鼓笛の練習にしても然り、理屈抜きに毎年、身体と耳でマスターしてしまいます。
その素晴らしい可能性、約1ヵ月後のお披露目が楽しみです。

夏の名残-2

2008年09月05日 | Weblog
事務所窓に蔓延る色とりどりの朝顔。

まだまだ伸びていきそうな勢い。

朝夕の送迎バス、迎えの保護者を見送ります。

小さい頃からの知恵…蚊に刺された痒みは朝顔の葉をすり潰して塗ると

一発で治まります。

夏の名残-1

2008年09月03日 | Weblog
子ども達が学校や幼稚園、保育園に戻ってきました。すっかり日焼けした顔、沢山の体験をしたせいか逞しさを感じたり。

始業式で聞きました。「小学生のお兄さん、お姉さんは学校よりも夏休みの方が嬉しいかな?でも、皆は幼稚園が始まったほうが嬉しいよね!」殆どの子が「ハァ~い」と手をあげてくれました。

9月に入り何故か夏の復活を思わせる天候になっています。セミはまだまだ健在。例年、この時期はツクツクボウシが賑わいますが、アブラゼミ、ミンミンゼミが逆襲していると言った様相です。それでも夕刻には“カナカナカナ”のヒグラシも少しずつ耳にするようになりました。

過去の文書や行事を振り返ってみても9月は夏日の残暑続きです。昨日、園庭で揚羽蝶(アゲハチョウ)を発見。夏の名残?いえいえ初夏の名残でしょうか?

さぁ!運動会まで残暑の毎日、私達職員も本当の日焼けはこれからが本番です。ファイト!