園長ブログ

園生活での徒然です。又、携帯用に年間行事等のデータも紹介いたします。コメント投稿機能は非設定にしています。

不透明な時代

2014年11月23日 | Weblog
22日に起きた長野県北部の地震、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

自然災害の中でも地震は前触れもなく突如、襲ってきます。本当に怖く、為すすべもない人間生活です。

突如といえば、衆議院解散もそのひとつ。消費増税が争点となっていますが、そもそも平成27年4月から始まる「子ども子育て新制度」には消費増税10%を見越して、財源の一部を充当する項目がたくさんあります。

消費増税先送りの賛否はここでは触れないことにしますが、予測を前提として作る法律そのものが全く不透明で、引っ掻き回されるのは保護者や幼稚園、保育園事業運営者です。政治の話題はここまで。

昨日は第1回目の新入児準備会。午後には新制度について情報が十分に伝わっていない担任を交え職員研修を行いました。

「4月から幼稚園、保育体制はどう変わるのか」「幼保連携型こども園の中で職員の勤務はどう変わるのか」透明で確定していることを真剣に議論しました。

担任以外の実務スタッフはある程度、情報収集をしてきましたが、国、県、市町村レベルでも不透明な部分がたくさんあり、不透明で不安な中、並行して新年度の準備に明け暮れる2学期です。

予定より2.3週間遅れていた保育園建設工事。竣工まで不透明さを感じていましたが、ようやく基礎工事に着手。こちらは業者さん任せになります。

“遅れ、不透明”我が身に振り返り、遅れていたホームページ更新に尻を叩く連休です。園トピックス「おじいちゃん、あばあちゃんとの交流会」を更新しました。

年長組の歌「真っ赤な秋」音声を入れましたが、スマホでも聴くことができます。すてきな歌声にしばしお楽しみください。

明日は親子ふれあいマラソンです。職員も応援に駆けつけます。がんばってください。年長、年中別に親子集合写真を撮りたいと思いますので宜しくお願い致します。





お疲れさまでした

2014年11月20日 | Weblog


昨日は結城市民情報センターにて茨城県私立幼稚園PTA連合会「古河・下妻ブロック合同研修会」を行いました。

幼稚園PTA(当園では父母の会役員)主体に年に1度の研修会を回り番で担当します。

当園からは11名の父母の会役員さんと園長以下、4名の職員が参加しました。

先ず、合同主催のつくば幼稚園理事長・園長先生のあいさつ。昨今の幼稚園事情や少子化について述べられていました。

続いて私も子ども子育て新制度、少子化による今後の危機や対策などに触れてみました。

講演会がメインです。講師はかがみ知加子先生、多方面にご活躍されています。

ブログ→http://ameblo.jp/kagami1204/

Face Book→https://www.facebook.com/kagamihokuto


2時間たっぷりのお話で保護者、お母さん方にはいろいろな点で参考になったことと思います。

終了後に互いの幼稚園PTA役員さんと記念写真。無事に終えることができました。

「かみさまとやくそくしてきている」というドキュメンタリー映画があるということ、皆さんご存知でしたでしょうか。

自分も初めて耳にしましたが、大変良い映画というそうで、機会があればDVD情報なども調べてみたいと思います。

つくば幼稚園PTA役員の皆様方には多大なご尽力を頂き、感謝の限りです。

さて、所在地の結城市、常総市ともに人口減少や市街地中心街が衰退している点で類似しています。

書籍「地方消滅」から。茨城県44市町村2040年の人口推計→人口減少率は常総市30位、65.320人(2010年)→2040年には49.339人 結城市は36位・52.494人(2010年)→2040年には42.467人。

減少率なゆえ、下位のほうが、市町村として消滅する可能性が低いわけですが、茨城県そのものが人口減少の傾向なのですから、安閑としていられません。

後々、さらに詳しく報告してみたいと思います。

こうした現実を前に幼児教育に関わる者として、今できることは子育て支援、応援以外の何物でもないということを強く感じる昨今です。




世界遺産・富岡製糸場

2014年11月17日 | Weblog
11月15日(土)富岡製糸場を研修視察してきました。

これから保護者ページにて大きめの写真をUPします。

明治5年に設立された日本初の本格的な器械製糸工場です。インターネットでどうぞ検索されてください。

工場内とは別に現地周辺の状況を述べてみたいと思います。

○土日、祭日は周辺の道路は大変な混みようです。午前9時半に入場しましたが、出る頃はチケット売り場も長蛇の列でした。おすすめは午前の早い時間帯で、午後になると観光客でごった返しとのこと。

○グループごとに説明、解説コースを選ぶと、約1時間です。個々で見学のほうがいいかもしれません。

○小さいお子さん連れもいましたが、混雑すれば幼児にはちょっと辛い場所でしょうか。当然のことながら遊ぶところもありません。

○マイカーを含め駐車場は絶対的に不足しています。観光バスなどは予約が必要。混雑で予約できない場合の方が多く、私が利用したバスの場合、一旦降りて、バスは利根川沿いに待機。集合時間を決めて再びその場所に徒歩移動でした。

○飲食店は「富岡名物○○」など、小さなお店が数件あるだけです。またスナック、クラブなど、やたらに外国(特に中国、韓国)のお店が多い。

今後は小中学校の遠足、旅行の候補地となることでしょう。

もう一度行くかどうか・・個人的には富士山や日光のほうをリピートしてみたいな、そんな感想です。

読書の秋

2014年11月07日 | Weblog
来客が書棚をながめ「ずいぶんと隣国に関する書籍がありますね」

私「そうなんです、子どもたちや自分にとって平和な日々が続くことに不安がありますので、少しでも実態を知っておこうと思うのです」

それはそれとして先日購入した書籍がこれです。↓

このまま少子高齢化が続けば約20年~30年の間に896の市町村が消えるというレポートです。

読んでいくうちにショッキングな予想ばかり。自分は多分、死んでしまうだろうけど、今を生きる子どもたちにとって隣国周辺の脅威よりも、こちらのほうが脅威かもしれません。

消えないために「何をすべきか」。

個人でできること、できないこと、国や政治ができること、できないことそして事業者としてできること、できないこと、解決策を見出すことは大難題です。

本日は常総市への認定こども園取得のための意見書を作成していましたが、27年4月からの子ども・子育て新制度が解決の一役を担うことができれば、本望です。






子どもたちと四季

2014年11月04日 | Weblog
ホームページの年間行事「秋季運動会」を更新中、競技進行で採用する歌やBGMもJ-POPSや映画音楽など、時代とともに変わったなと感じていました。

自分の歳を考えれば当たり前でしょうね。(笑)子どもたちだって、最新のメディアを前に生きているのですから。それでもリレーなどでは「天国と地獄」「ギャロップ」は運動会定番曲かもしれません。

半面、日常の保育では昨今、こんな歌が聞こえてきます。

「まっかだな まっかだな つたの 葉っぱが まっかだな もみじの 葉っぱも まっかだな」-「真っ赤な秋」

そして先ほど体育館から「うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川」-「ふるさと」

とても上手な子どもたちです。

“うんうん、時代は変わっても大切な日本の歌や情景を担任が伝えていること、素晴らしいね”思わず心の中で拍手を送りました。

「天高く 馬肥ゆる秋」秋が深まっています。ここ数日、子どもたちは秋満喫の日を送っています。

芋に触れて、大歓声。

からす瓜を発見して、興味津々。

ミカンも発見。

芋畑を提供してくれた民家にハチの巣を発見。昨年の巣でハチはすでに死滅しています。

そして真っ赤な柿を発見。

保護者から頂いた柿を本日、ぶどう組担任がデザートとして子どもたちに刻んでくれました。年中組で食べるようです。秋の味覚を忘れないでね。

さぁ、明日はガラッと変わって、親子遠足第2弾親子ディズニーツァーです。

ここは「うさぎ追いし、かの山」ではありませんが、一味違った心の置き方をしてみようと思います。

保護者の皆様、「お子さん孝行」どうぞ宜しくお願い致します。