園長ブログ

園生活での徒然です。又、携帯用に年間行事等のデータも紹介いたします。コメント投稿機能は非設定にしています。

卒園式の御礼

2017年03月19日 | Weblog

昨日18日、第38回卒園式を済ませました。ご卒園、おめでとうございます。

開門時間より相当早く、ご来園され、長蛇の列、大変お疲れさまでした。

これまでのたゆまぬ練習のおかげで証書授与の立派な姿、そしてその歌声に心を打たれっ放しのひととき。

心に銘じていたことがあります。

「証書授与ではこみ上げる思いを我慢して、しっかり園児名を読んで(呼んで)あげる」

「一瞬たりとも万感迫れば、涙があふれ、園長挨拶どころではなくなる、保護者に失礼になる」

しかし挨拶の終わりの頃「この素晴らしい子どもたちの将来・・・」ちらっと子どもたちに目をやりましたら、胸の高鳴りは限界に達してしまいました。

東日本大震災の年に生まれ、年中組のときは東北関東豪雨災害を経験した今年度の卒園生。

誕生から今日までを振り返ればご家族の方々も様々な思いが交差し、喜びもひとしおだったことでしょう。

「顧客満足度という点で当園は皆様方にどうだったか」述べましたが、反省点も多々ありますが今後、より良い園運営、保育教育を職員一同目指して参りたいと思います。

式の進行の中で伝え忘れたことがあります。卒園生保護者より防犯用品3つの「さすまた」を卒園記念品として頂きました。

来年度も防犯・不審者対策訓練を行っていきますが、活用させていただきます。ありがとうございました。

この日の様子は後日、ホームページ「年間行事」にて特集します。またはいチーズさんのWEB公開、さくらムービーさんのDVDをお楽しみにしてください。

ゆり、ばら、めろん組卒園生のみんな、本当に立派でした。スタンディングオベーション!会場のすべてがあなたたちに大拍手です。


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幼児教育支援の行方

2017年03月10日 | Weblog

3月も半ばに入り、卒園・進級の時期が近づいてきました。保護者の皆様方におかれましては、いかがお過ごしですか。

年長組保育室や卒園式会場から毎日、歌声が聞こえてきます。全国の幼児教育施設でも同様でしょう。

本日(10日)も修了証書授与の練習をしました。園児たちも園長からとなると練習でも相当な緊張感のようです。(笑)

年長組保護者様におかれましては、どうぞ当日、立派な姿を楽しみにしていてください。

給食写真を撮りにぽかぽか棟に出向いた際、ふと2~3年前、子ども子育て新制度の一環として推進された認定こども園への移行のことを思い出し、何気に写真を撮りました。

・・・・・・・・・・・

2年前のちょうど今頃の写真です。ここに及ぶまで何もかにも未経験、未知の分野でしたが、職員の努力と各方面からのご指導、ご協力を仰ぎつつ、何とか2年目、平成28年度修了の日が間近になりました。

『待機児童解消のため、国や県、地方が推し進めた認定こども園制度は本当に問題解決の一役を担っているのだろうか?』

『人口減、乳幼児数減の常総市でいえば今なお、22名の待機児童がいるようだ、20以上の幼児教育施設があるのに、この現実はどうしてか?これからこの地域はどうなっていくのだろうか?』

『むしろ他に根本的な問題があるのでは?』

ぽかぽか棟を設計してくださった市議会議員さんと徹底的に議論したりもしました。

積りに積もったそんな不安や疑問を代弁してか、常総市議会一般質問にてとり上げてくださいました。

http://www.joso-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=201 

バス乗務の職員が「先生、園児募集でなく先生募集なんですね」保護者からこんな声をかけられたりもしています。

待機児童問題は地域的な偏りも見られますが、人口増、人口減の地域問わず、保育教諭不足問題が根底にあるのでは。

特に民間施設は深刻です。与えられた環境の中で、がんばるしかない! どうぞ応援してくださればと思います。


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