昨日、4月2度目の講話(プレゼンテーション)を所属奉仕団体(水海道ロータリークラブ)にて行いました。
前半は幼児教育施設運営者として当園卒園生数年度別推移や待機児童の意味を説明。
開園から右肩上がりの10数年間。
平成8年頃から右肩下がりになりました。
そしてここ10年の統計。平成25年をピークに右肩下がりの傾向です。卒園生に占める旧水海道市地域の卒園生が減る反面、きぬの里など新興住宅地や他市町村の卒園生が増えてきております。
更に27年度、28年度を比較すると162名の乳幼児の減少。今後、私たちの地域はどうなっていくのであろうか?率直な疑問であり、深刻な不安でもあります。
後半はロータリークラブ会員で友人でもある市議会議員の大澤清さんからプレゼンテーション。
建築設計士・宅地建物取引士・常総市議会議員として、様々な角度から、課題解決の方向性を説いていただきました。
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茨城県内ではつくばエクスプレス線沿いのつくば市、つくばみらい市、守谷市などに人口増が見られ、他市町村は殆どが人口減の現実となっています。
3月に研修でJR常磐線、石岡市街地を訪れましたが、目抜き通りは人や車も少なく、関東鉄道沿線市町村と同じ光景。
同様の悩みや課題を背負いながら、国家、地域社会の歴史は栄枯盛衰の繰り返しでもあります。
しかしながら、どんな時代でも子どもたちの存在こそ、かけがえのない国や地域の宝であることは真実そのものです。
多くの方々とこれからの地域と子どもたちの未来を真剣に考えていかねばならない。職業人として肝に銘じる昨今です。