この写真は、手前から呉市下蒲刈の天神鼻、安芸灘大橋、その向こうが
川尻町の野呂山です。この天神鼻というところのつけねあたりの丘に
丸谷城(多賀谷城)があり、14世紀から16世紀頃の海上交通の主要場所でした。
まっすぐに海に向かって突き出た不思議な地形です。
安芸灘大橋の真ん中あたりまで進むと川尻の造船所の前に停泊する
豪華客船が見えます。この橋の上でどのような船に遭遇するか、
たまに海猿も見えたりします。
船が行くところを眺めるのは自然観察と同じように穏やかな気持ちに
慣れとても癒されます。
この景色がきっかけというわけではないのですが、
久しぶりにビデオをレンタルしてみました。
映画、「白い船」です。島根県出雲市の塩津小学校であった
本当の話です。
サイトの塩津小学校の写真をみると、田舎らしく
のどかな光景が浮かびます。場所はこのあたり。
塩津小学校
(作品紹介文より)
島根県平田市の小さな小さな塩津小学校と、沖合いを行く大きなフェリーとの
心あたたまる交流実話に材をとった物語。「あの船にのりたい」と願った子供たちと
「乗せてあげたい」と誓った大人たちの、そして夢を叶えようとする素直な心と
優しい気持ちの可能性を描いた、感動エンターテインメント。
感動のシーンは
子供たちは船に乗ることができ、海から自分の小学校を眺めます。
港町から手を振る人々、50隻もの漁船が船の近くで迎えるところです。
音楽は、角松敏生。すばらしいです。
映画のラストシーンは、出雲大社の夕暮れに舞う神楽です。
字幕に出てくる人がいっぱいなのでけっこう長いのですが、
この時の音楽はとても心地いいです。
長距離フェリーの画像はこちらで見ることができます。