悪名・ちょっと思い出したこと 目千両～

寒かったここ数日。

昨日は一日雨模様でした。
きょうはようやく晴れました。さぁ、庭の雑草が生き生きと伸びてきそうだー・・


え～と。 悪名!!
明日からは広島公演ですね。
気がつけば私の2度目の観劇から2週間以上経ちました。記憶がかな～り彼方～に遠くなっている・・

ちょっとだけ思い出し。
2度目の観劇で気付いたことで、ひとつ鮮明に覚えているのが・・オープニングの「ＢＡＤ　ＢＯＹ～」の歌と踊りのとき、男衆がみなかっこよく仁王立ちして客席を睨むシーン。
一度目は全体をぼ～っと捉えてたので気づかなかったのだけど、上手に仁王立ちのすわ親治さんがすっかりオカマ姐さんの格好だった！ことです。思わず笑ってしまった。
男らしい歌と振り付け、表情だったから一度目は見逃してましたが。しっかり女装してきりりと男らしい表情で拳を突き出してましたね。はい。
・・え？なんだジュリーのことじゃないじゃん。う～ん、こっちのが発見度が高かったんです

この曲の終わりのほうでのヤンキー座りしながらのジュリーのガン飛ばしがあまりにコワかったことは鮮明です。いえ、私はガンつけられてません。だから実際にはコワくなかったんだけど。
さすがの目力！最近はおめめの開き方が小さめとはいえ・・迫力ですよ。しかもじーーーーーっと、同じところ（人？）を睨んでた・・と思う。
あれで目が合ってた方はかなりコワかったろうなぁ～。でもいいなぁ～～こっちに飛ばして欲しかったなぁ～～ようするに・・うらやまし～～～～っ！って思ってたってことです。ジュリーーーっ！！
65歳、西郷さんスタイルにしてあの目線の魅力・・・。

ジュリーのおめめは罪深いですね。夜ヒットＤＶＤとかで見せるあの冷たくも妖しいきらめきのカメラ目線

強烈です・・・お茶の間の老若男女がどんなにか赤面したことでしょう。撮ってるカメラマンさんは・・・なんども爆死してるんじゃないでしょうか？
かと思うとめっちゃ澄んだ瞳で上目遣いに見上げたりさ。かと思うと、流し目はもちろんのこととろ～んと霞がかかったような艶やかな（どこ見てるかわからない）あの視線。　　目千両とはよく言ったものです。

そこが知りたい！のインタビュー場面はあまりにベストショット続出～　

　　　　　　　　　　　　　

MISHIMA　・・映画館の大きなスクリーンで見たら失神しそうですわ


今のジュリーのおめめは当時の三分の一？くらいしか開いていない感じなのですが、それでもその視線のもたらす効果は絶大っ！「目が合ったー！！」と思うだけでズキュズキューン！！と即堕ちですから。恐ろしい限りです。
ようするに2度目の観劇は5列目だったわりに無傷だった私は勘違い光線をもらい損ねちゃった・・ってことなんですね。
激しく残念～～～っ　


7月からのライブでは少しは目線いただける場所に行きたいなぁ～～！と、危険を顧みず思っておりますです。

 

悪名大阪楽に・・魔界です

音楽劇・悪名・・・・・大阪公演楽日無事終了したようですね～

もうー、アドリブ満載！客席もノリノリ！河内音頭の合いの手もきっちり！！
という予想通りの大盛況だった様子。ジュリ～～！という野太い男性の掛け声もあったとか。
ご参加のみなさん楽しいひと時でしたねー　あぁあー！うらやましい～


・・と言っても私の悪名観劇はもう終了してまして。
仕方ないもんねぇ。しくしく・・・

この寂しさ、どうして紛らわそうか。

こんなときは・・


エロイエムエッサイム・・・

そう！大好きな四郎様ですー
あぁいつ見ても綺麗～

昨日、高校時代の親友・・腐女子友Ｓさんと久々に会いまして。彼女はジュリーファンではないのですが、高校当時いっしょに再上映の「魔界転生」をぴあで見つけて大山商店街の場末の映画館に観に行ったりした仲でございます。ほかに「戦場のメリークリスマス」とか「モーリス」とか・・その手の作品はよくいっしょに観に行ったものです。

で、昨日。久々～におデートしました。カラオケボックスのＤＶＤ鑑賞！
まずは懐かしの「魔界転生」を、そして「ＭＩＳＨＩＭＡ」も駆け足鑑賞。
で、見ながら出た話題が
「きっとこの人たち、今の私たちより若いんだよね？」・・・・え？ええーーっ？？

魔界転生公開は1981年。
当時のジュリーは33歳。当然今の私たちより若いです。霧丸君の真田さんはもっとずっと若い。なんと21歳だった！う～ん、息子とほぼ同じぐらいじゃないか。

っていうかジュリーと真田さんそんなに歳はなれてましたか。一回り違うんですね。四郎さまの「おまえはまだ若い」というセリフ、ごもっともです。・・・ここんとこ友人Ｓさんが「天草四郎ってたしか16歳・・」と突っ込みましたが。確かにそうだけどー。

魔界の四郎さまは美青年ってことでいいのいいの。


で、それ以外の主要人物ですよ。問題は！

例えば、いぶし銀の柳生十兵衛・千葉真一さんは？・・42歳～！やっぱり私たちより若いよん。

この重厚感！ワイルド～

宮本武蔵の緒方拳さん・・44歳～っ！やっぱり若いんだ・・・

武蔵は老年役だからね。老けメイクです。
右の室田日出男さんも同じく44歳。

じゃ～柳生但馬守・若山富三郎さんは・・52歳！やった！私たちのが若い！・・けど、近い。かなり近い歳です。

真田さんは21歳！かわいい～わけだ。
若山さん・・これも老け役だけど52歳。すごい貫禄ですわ・・

もう1人、成田三樹夫さんが46歳なのでこっちがニアピンでした。

しぶい。46歳かぁ・・・年下なんですね

う～～ん。みなさま風格ありすぎてねぇ　とても年下と思えぬお方ばかりだ。
あ、さすがに丹波哲郎さんは59歳！しかしまぁ年上が丹波さんと若山さんだけって
私たち、やっぱりいいお歳になってたのねぇ・・・・と、しみじみ思ったのでありました。

もうひとつ見た「MISHIMA」についてはまた。
 

悪名・大阪 あぁ見たいなぁ～

昨日まで昼間は暑いぐらいだったのに、きょうは雨模様とともになんだか寒い～
だいたい毎年Ｇ.Ｗには暑いなぁ～と思う気温になってるから、こんな温度になるのもあと少しのことでしょうかね。


ジュリーさまご一行は只今大阪公演中！
もともと関西のがノリがいいと思うけど、今年の芝居はやっぱり朝吉さんの本場だもんね～。
おおいに盛り上がっているようで。あぁーうらやましい。観に行きたいよ～～！
ラストの河内音頭、東京では手拍子が精一杯でしたがやっぱり合いの手とか入れちゃうんだろうなー。いいないいなー。楽しそうで。
ジュリー様の河内弁もますます景気よくとどろいていることでしょう。



一座の皆様と美味しいものたくさん召し上がっているようだけど、昨日ご覧になった関西ジュリ友様方によると「横顔はシュッとしてかっこよかったー」というお声が。よかった～～。東京スタート時とそんなに変わってないってことですかね。やはりあの芝居のアクションがかなり激しいからちゃんと消費されてるんでしょうか。その激しさに負けじと食べるから決してマイナスになることはないのかもしれませんが、ま、プラスマイナスゼロってことで。

私は今回で音楽劇はやっと3回目。最初が「お嬢さんお手上げだ」そして昨年の「探偵・哀しきチェイサー～雨だれの挽歌」そして今年の「悪名・BAD BOYS RETURN」です。
今回がいちばんアクションしてて活劇！って感じですが、これまでずっと観てきた方も今回の芝居はかなりおもしろいとおっしゃってますね。65歳にしてあのやんちゃな暴れん坊を演じるジュリー、素敵～・・というよりかわいい

髪型もね、あの角刈りが最初はほんとに心配だったけど・・かわいいですよ。黒く染めてるせいもあるけどほんと若々しい。

「若々しい」っていえば思い出したけど・・・以前、吉田拓郎のオールナイトニッポンに出演した81年のラジオ番組記事書いたとき、電話でジュリーと直接話したファンの女の子が「ジュリーのどこが好きなの？」と聞かれて「若々しいところ！」って答えて、ジュリーがとほほって感じで「気ぃつかわんでええのよ・・」とおっしゃってました。拓郎さんが「けっこう傷つく～」っておっしゃってたような。
http://town.zaq.ne.jp/u/kpcs/65aghhvta6h75g　
「若々しい」は「歳くってるわりには・・」っていう意味が含まれるものねー当時のジュリーはまだ32歳だから実際全然若いんだけど、あの時代30歳越えてたら一般には「おじさん」認識だったから・・ジュリーもなにかというと「おじさん」扱いされてたんですね。たぶんこの女の子は緊張して何言っていいかわからなくなっちゃったんだと思うけどまぁ、たのきんとかなんとか新世代アイドルが台頭してきてた時期だけに余計、30代でひとりスーパーアイドルを貫くジュリーが目立ってたんですが。
今なんて30歳はまだまだ小僧認識だけどさ。ジュリーはつねに先端行き過ぎていてほかに並び立つ人がいなかったからしょうがないのでしょう。


で、65歳でいまだ黄色い声援浴び続けるＢＡＤ　ＢＯＹなジュリーさま。
「ジジィですー」と年寄りぶるけどまだまだ若々しい・・じゃなくて若い？　かわいらしく瑞々しいのは確かです

 

行き納め・関西～醍醐寺②～ おしまいー

本日はぐっとあたたかくなりましたね。・・むしろ暑かったというべきか。部屋の窓を網戸にして風を入れたいと思うのですが、網戸はピノちゃんが開けてしまう・・そしてお外へ脱走しようとするのでアブナイ。これからの季節、開けないでは過ごせないし・・・どのようにガードしようか考え中です



さて・・行き納めの関西日記もやっと大詰め。・・・と言っても、どうも醍醐寺は私の思い入れが薄いの丸わかりですね法隆寺との温度差が歴然だ。
まぁこちらには桜を見に行ったつもりだったのでー。そしてその桜がちょっともう盛りを過ぎちゃっていたのがなんでしたでもほら、ここにも国宝・五重塔があったのですよー。

高さは38メートル。（ちなみに法隆寺のは32.5メートルだそうです。）951年完成だからこちらもなかなか古いものです。造りも豪華。・・・でもなんか法隆寺のとは違うんだなぁ。ちょっとごてごてして見える。

 

こちらも国宝。金堂です。
写真のとり方に愛情がないかも・・。

順路に貼られた幕には豊臣家の家紋入り。

池に架かった朱塗りの橋と弁天堂。これはかなり風情がありますね。
桜が散ってしまってるのがおしい～～
紅葉のころにもすばらしい景色を見せてくれそうです。

池越しに見る観音堂。これも桜があったらどんなにか豪勢だったでしょう。
あぁ、来るのが遅すぎた・・。

醍醐寺はかなり広く、さらにこの先・山の上に上醍醐が広がっています。これはしっかり山を登って行かねばなりません。しかも別料金・・・。
このころ、いったん晴れていた空がまた曇り始め雨も降りそうな気配。ここで帰ることにしました。

最後はかけあしになってしまった・・。実際時間もなくなってしまったしね



関西の足場をなくしてしまったのでこの先また観光に来られるのはいつかわかりません。でも昨年から3度の京都・大阪・奈良訪問。ずいぶん贅沢してしまったなぁー。学生時代とはちがった感性で見ることができてよかったです。
またいつか、必ず行ってみたいと思います。

さぁ！明日からはいよいよ「悪名」大阪公演！！
本場大阪での上演はどうなることでしょう？？
みなさまのレポが楽しみですね～。

 

行き納め・関西～醍醐寺～

醍醐の花見・・1598年に豊臣秀吉がここ醍醐寺で開いた茶会は有名ですね。秀吉はこの茶会の5ヵ月後に亡くなっていると言うから最後の華麗な宴だったのでしょうか。

で・・歴史的にも名高い花見が行われたぐらいだから、有名な桜があるのだろうーと思ってはいたんですが。こちらは法隆寺と違ってまったく予習なしで行ってしまった大丈夫だろうか？？
ＪＲとメトロを乗り継いで到着した醍醐駅からシャトルバスで・・。下車してすぐの総門前に・・これ！

枝垂れ桜～～

空も晴れてきました。

ん～、ちょっと花が少ないかな？？

でも門の向こうにも。

わ～～い

　桜　さくらサクラ

さすが花見の名所！なんとかまだ花が残っていてよかったわ～。
本当は総門入って西側の三宝院と東側の霊宝館の枝垂れ桜が大きくてお見事らしいのですが、それぞれ別に入場料を取ります。で、ちらっと覗いた感じで・・・桜が散ってる。入り口に「4月3日撮影」という桜の写真が掲示されてるんですが、それは超満開！この日は6日・・・この数日で一気に散っちゃったみたいなんですよねぇ
う～～ん、料金別だし～・・ここで桜が見れなきゃなんなのさ？ってことで入場せず。時間もなかったんですがね。

 

三宝院脇の国宝・唐門。黒漆塗りに金の紋章が立派～。
2011年に漆塗りなおしたらしいです。きらびやかですね。
なんかまぁ秀吉チックな気もする・・

 

　　

西大門の仁王像は平安後期の作品らしいです。

 

 

この門から下醍醐。ここにも国宝の五重塔があるんですよー。
醍醐寺は秀吉の花見で有名だからなんとなく新しめなお寺のような気がしてしまってたんですが、実際お寺が建ったのは874年となかなか歴史深い。醍醐・朱雀・村上と三代にわたる天皇の帰依があって栄えたようです。でも応仁の乱での焼失などで荒廃・・。それが1598年の秀吉の「醍醐の花見」を契機に復活！
秀吉の派手好きは成り金ぽくてなんかちょっと好きになれないなぁ～と思ってましたが、醍醐寺にとっては恵みになっていたんですね

続きは・・またー。
次で終るかな？