きょうはあたたかいけど風が強かった~。さぞや花粉が舞っていたことでしょう。
昨日からちょっと不調で一歩も外に出ずー。
なかなか終らない法隆寺。
今回は訪ねる場所を絞ったので、ゆっくり観て回りました。それでも見逃しているところたくさんあると思うけど、なにせここはもう国宝だらけ。すごいところです。
続きです~。
西院伽藍を出て、ふつうはすぐに東に向かうのが順路ですが・・ちょっと西側に寄り道。
ここには西円堂というお堂があります。これ、見た目は夢殿とよく似た八角堂!そして順路にはないけどここも立派な国宝なんですよー!!
ほかの土地でならこの建物だけで充分目玉でしょうけれど、法隆寺にはとにかく国宝がごろごろ。つい見逃してしまいますね。これは前夜のDVDで紹介されてたので、夫が「見るべきだろう!」と。
しかし私、写真撮り忘れちゃったみたい・・で、画像お借りしました。
ね!立派。
中には薬師如来像。そして夫のお気に入り、千手観音像までおわしました。
ほんとならもっと注目されて良さそうですよね。
東大門に向かう道。桜が綺麗ですが空には暗雲・・
今にも降りそう~
東大門出る前に大宝蔵院に寄ります。ここには百済観音像、玉虫厨子、夢違観音像、太子像などなど、ほかにも名品が多数所蔵されてます。
25年前に来た時、見た覚えがあるのは玉虫厨子と太子像。でもこんなりっぱな建物だったかな??
とてもきれい、美術館のようです。・・と思ったらこの中にある百済観音堂は平成10年に落成したらしいから以前はこういう建物ではなかったのかもねー。ここでの目玉はやはり玉虫厨子と百済観音像かな?
玉虫厨子はその名の通り玉虫を使って装飾されてるんですよね。でも今は光ってない~。全体にかなり黒ずんで四面に描かれた絵もあまりよく見えなかった・・残念。作者は鞍作鳥といわれてますね。
パンフレットより
「日出処の天子」に少年時代の鳥が出演。王子も認める天才ぶり。
と、思ったら、2008年に平成の玉虫厨子というものが製作されてたらしいですねー。これはすごい!全然知りませんでした。私材1億円投げ打って平成の名工たち累計い4000人!の手により作られたという光輝く玉虫厨子!でもここには所蔵されていません~。見たかったわ。(岐阜県の茶の湯会館というところにあるらしい)
飛鳥の玉虫厨子も作られた当時はこんな風にきらきらとまばゆかったのでしょうね。
百済観音堂、とありますがこれは大宝蔵院内の一部屋みたいなところでした。高い天井には天女絵も描かれて確かにお堂の雰囲気。ガイドさん絶賛の百済観音像は・・・長身ですら~りとしたスリムな八頭身の観音さま。側面からも拝見できてそのプロポーションのよさを堪能できます。
パンフレットの写真。なんと2メートルを越える長身です。
指先の繊細さも優美で素敵
次は夢殿のある東院伽藍へ参ります。
おぉ!いきなり・・夢殿です!
続きます~。