本日は朝からばたばたと出かけ、一度戻ってまた出かけ・・。
めずらしくデパートなんかに行ってしまいました。買うものは決まってたのだけど、その前に寄り道。
これです。
東武デパートの猫写真展!
確かおととし・・同じ時期に、まったく知らずに買い物に行ったら開催していて観てきました。昨年は受験だったからわかりませんが、毎年この時期にやってるのかもしれません。
今回は・・実はけっこう躊躇したんですが・・・ちょうど出かける用事もあるのだし。500円でちょっと素敵な時間を過ごすのもよいかなぁーと思いまして。ほんとは娘を誘ったんだけどきょうはまだ部活だっていうし。明日では私が・・大事な日の前日だから、と用心しまして。ひとりで行ってしまいました。
岩合光昭さんの写真ははるか昔・・まだ小学生の頃に出会いました。ちょうど最初の猫を飼い始めたころかなぁ?
母が買ってくれたんだと思います。
今はすっかり猫写真・・動物写真家として有名ですよね。
この表紙の猫が当時うちで飼っていたミーコにそっくりで。・・今うちにいるピノもこれ。りっぱなキジトラちゃんです。
なんと1978年の出版です。
で、きょうの猫写真展も大盛況ですよー。熟年夫婦やおばさまたちのグループ、若い学生さんも。
宣伝ポスターにも使われてる3匹の子猫はもちろん!とってもかわいいのですが、岩合さんの写真は猫の野性味もすごくよくとらえていてそこがまた素敵なんですね。猫のかわいさ、強さ、かっこよさ、美しさ、ちょっとぬけてるユーモアな表情も、ほんとうにすごくよく捉えている写真がたくさんありました。やっぱり見てよかったなぁ。
世界を旅して出会った猫たち、それから日本の猫たち・・さいごにうちの猫、というふうにテーマが分かれていました。そう。最後にあるのが身内の猫の写真。
「うちの猫」でいちばんに展示してあったのが「海(かい)ちゃん」
岩合さんが最初に飼った猫なんですね。この子はチャトラの女の子。やはりとても思い入れが深いようです。私の持ってる古い写真集にも載っています。
菜の花畑と海ちゃん あまりに見事
で・・「うちの猫」たちの写真観てたら・・やっぱり泣きそうになって困ってしまった。外なのにね~。ほらぁ。だから来るの躊躇したんですが。
よその猫を撮る時も岩合さんの写真はとっても愛にあふれてます。そうじゃなきゃ猫たちはなかなかあんな表情みせてくれないものね。でも比較的冷静に、客観的に捉えてる気がします。
でも、「うちの猫」はやっぱり特別なんだなぁ、と。すごく近くて深い気持ちがじわーっと伝わってきました。海ちゃんはもう亡くなってからおそらく20年くらいは経つんじゃないかな?と思われます。でも岩合さんのなかではずっとずっとかわいい姿でしっかり存在してる。「うちの猫」の存在感は何十年経っても色あせることはないんです。何匹きても、それぞれがみんな大切でかわいくて、大事な大事なうちの猫。猫を飼う人はみんな同じようにそういう想いを抱いているのかなぁ、と思います。
こんな風に書いてるとまたしんみりしちゃうけど。実家で飼っていたミーコもニー助もニーニも紅子も桃子も舞子もずーっと覚えてる。
そして「うちの猫」きらら。 ずっとずーーーっと大好き。・・会いたいです。
今、うちにはピノがいてくれて、毎日いろいろやらかしては楽しませてくれます。甘えん坊で暴れん坊で食いしん坊の女王様。いっぱいいっぱい猫かわいがりしてしまおうー。
こちらの入場券はこんなにかわいい
しおりになります
年の瀬にしんみりしちゃってすみません。だけど・・ほんわかもしたんですよ。猫って偉大だー。
明日は・・・猫じゃなく虎さんたちの前日!心穏やかに過ごそうと思います~。
・・・無理かな?
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