きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

うちのねこ 元祖・倉庫の猫①

2013-01-26 20:42:26 | ネコ

冷え込んでおりますね~。こんなとき、仲良し猫ならくっついて猫団子になって温まるのでしょうけれど・・

実家に行ったうずらばくがは相変わらず仲良しでくっついているようです。甘えん坊のばくがはもちろん、うずらもだいぶ慣れてきたようです。父と母の様子が以前より生き生きしてるよ、と言ってくれたのは弟。あぁ、よかった。負担になってるようだと悪いなぁ・・と気にしてたんですが。それならよかった♪

弟から来た写真 あれ?うずらのがお姉さんみたい

我が家の猫たちは・・まったくくっつきません。1号ちゃんは基本一人でいたい猫。人間が行ってなでる分にはゴロゴロ言って喜んだりしますが・・寝るときは人間の布団に入ることはありません。さらに猫はきらい。2号ちゃんが近づくのに気づくと、即「うぅ~~っ」と言って怒ります。とはいえ2号ちゃんは1号ちゃんに近づきたいし遊びたい。「うぅ~」って言われたぐらいじゃ立ち退きません。警戒無視して元気に飛びついていきます。1号「シャーーッ!」とさらに怒る。それであきらめるときもあれば、関係なく飛びつくときもあり。1号のネコ語はなぜか2号には通じないらしい。もしくは怒ってちょっと追いかけられると遊んでる気分なのかも。9歳と1歳のジェネレーションギャップなのか、性格の違いなのか・・。8年間ひとりっこ猫として暮らしてきた1号にとって、2号が一緒に住むことになったのは青天の霹靂だったと思います。そこのところ、私もすごーく悩んだのですけど・・。

 2号は2011年の10月初旬に例の倉庫から連れてきた猫です。この子の存在を知ったのは9月中ごろ。倉庫から子猫が顔を出しているのを見かけたある日。あら?と思ったら母猫もいました。どちらも茶とら。次の日は子猫2匹と母猫を見かけ、また次の日にも子猫3匹と母猫。だんだん増えるなぁ。みんな同じ色柄。人間に気づくと母猫に指示されてみんなすぐ倉庫に隠れます。しかしある日・・母猫を先頭に子猫が4匹従ってどこかに行くのを見ました。あら?と思ったらその後、ぷっつり見かけなくなりました。ある程度歩けるようになった子猫たちを連れてえさの取れるところに移動したらしい。私は正直ほっとしました。小さい子猫たちはかわいいけれど危なっかしくて見ていられないんです。近くには車も電車も通っているし。うちの子ではないけれどハラハラしてしまう。親子で旅立って行ったならがんばってたくましく生きて行ってね、と祈るのみです。しかし・・この翌日から、始まったんです。倉庫からのすごーい鳴き声!

私は日中、2階の寝室兼仕事部屋で仕事しています。仕事が多いときは、買い物行ったり用事で出かける以外ほぼそこにいます。その日の昼過ぎから、その声は聞こえ始めました。「ミャーオン!ミャーオン!!」という、サイレンのような力強い鳴き方。子猫だ。怒ってるみたいにすごいけど。うちの裏から聞こえる、ということは倉庫。あれ?旅立っていった気がしたけど、戻ってきたのかしら。しばらく聞こえては声は止まり、しばらく静かに。??と思いながらもこの日は仕事。夕方家事にも追われその日はそのまま・・でも夜にもちょっと聞こえてきたような気はしてました。翌日・・この日も昼から聞こえてきます。倉庫の外なのか中なのかわかりませんが鳴き始めるとすごい音量。午後はずっと机に張り付いて仕事してたのですが声はどんどん大きくなる・・あぁ~、気になる!なんというか、聞いていると胸が苦しくなってしまう・・。仕方なく外に出て偵察に。倉庫前に行くけど猫の姿はなく、声も止んでいます。部屋に戻り仕事しているとまた聞こえてくる。「ミャーオン!ミャーオン!ミャーオン!!」かなりの音量です・・しかもすごい連続音。これが止むときもあるのですが、静寂が続くとそれもまたこわい。鳴き始めたときまた急いで倉庫前に!しかし私が近づくとぴたっと止まってしまう。もう、なんなの!?中にいるんだよね?出られなくて鳴いてるってこと?あの声は1匹だと思うから・・この間の旅立ちについていけない子がいたのかしら?あれは親を呼んでる声だ!と思考がつながる・・・。さて、どうしよう。出られなくて鳴いているならなんとかしてやらねば。大体この倉庫開くことあるのか?などと悩んでいると近くのおうちから年配の奥様が出てきて「鳴いてますね。ずっと。昨日の夜中も鳴いてたし。」あぁ、気づいている人いたんだ。「この倉庫の方、ご存知ですか?」「よくは知らないけど・・1日に1回ぐらいは来てますよ。」だったら開けてもらうチャンスはあるわけだ。「ねこちゃん、閉じ込められているのかしらね?」同じことを考えたようです。倉庫まわりを見て回ると壁に「この倉庫に御用の方」と貼紙が・・!あぁよかった。早速電話してみました。オーナーの方は「あらら、ねこちゃんが。じゃぁ夜になるけど行って開けますから。」と快諾してくれました。一安心・・。この間、この声が聞こえていたのかいないのか、1号はまったく反応ありませんでした。まさか、その子猫がうちに来ることになろうとは思いもしなかったものね。

オーナーさんは夜来る・・と言ったけどそれまでが長い。鳴き声は断続的続きます。すごい粘り強い。旅立っていくとき見た子猫たち、かなり小さかった気がしたけれど、こんなに強いものなんだ、とびっくりしました。夜、9時ごろになっても鳴き声は続いていて・・オーナーさんにもう一度電話。「遅くなるけど行きますから。子猫、出してあげればいいんですよね。」うーん、夜中にぽいっと外に出されたら、それはそれで心配かも・・。とりあえずうちに預かる??1号を気にしつつも「出すとき、立ち会いたいのでいらしたら連絡ください。」と言ってしまった。しかし!2号ちゃんはそんな簡単な子猫ではなかったんです。はい。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジュリー堕ち  続々・2012... | トップ | ジュリー堕ち  2012年写真展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ネコ」カテゴリの最新記事