木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

DVD「どんぐりの家」

2010年08月04日 22時47分14秒 | Weblog
映画「どんぐりの家」の上映運動が展開されたのが1998年。
懐かしいというより切ない(いや正確には申し訳ない)想い出のほうがたくさんある98年でした。
僕が初めてホームページを作ったのが翌99年7月で、年末には今の住所に引っ越ししたりして激動の1年でした。
「どんぐりの家」の上映運動ではずいぶん頑張ったような気がするけど、99年3月の最後の上映会は惨敗(お客さんが全然集まらなかった)で、それで「切ない」想い出として自分の記憶の中には残っている気がします。
先日、久しぶりに「どんぐりの家」の話題が出て「DVDはないの?」という問い合わせがあったようでした。
確かビデオを持っていたような気がしたのですが、朝のばたばたした中で探したので見つからなくて、会社のお昼休みにネットで探したら懐かしいお名前が出てきました。
エグゼクティブ・プロデューサー:中橋真紀人
そうそう、この方が「ろう重複」の問題を世に出してくださった(世間の注目を集めるようにしてくれた)と言っても過言でないと僕は思っています。
イメージサテライト社さんでまだ「どんぐりの家」DVDを扱っておられたのです。
もういてもたってもいられず、会社から電話して「直接事務所に伺って購入することはできますか?」と照会し、強引にその日の夕方市ヶ谷の事務所まで押しかけてこのDVDを買ってきたのです。
この映画以降、京都・埼玉以外にも「ろう重複」者のための施設が建設されるようになりましたが、今見てもやっぱり「ろう重複運動の原点」を感じさせてくれる映画です。
地元の通研で上映会とかできないかなぁ~などと思っています。
「どんぐりの家」をご存じない方のため参考までに当時の映画宣伝のためのチラシの内容を以下に転記しておきます。
■映画「どんぐりの家」チラシ
運命に立ち向かう家族の愛が広がり始め、人々の心をつなぐ

長編ドキュメンタル・アニメーション「どんぐりの家」

文部省特選/厚生省推薦

<福祉の原点を問いかける!>

幅広い世代に愛読される『ビッグコミック』に連載されて反響をよんだ漫画「どんぐりの家」は、ろう学校の野球部を描いた青春ドラマ「遥かなる甲子園」で聴覚障害者の問題に関わった山本おさむが、実在すろう重複障害者のための共同作業所をモデルに取り組む感動のヒューマン・ホームドラマです。聴覚障害に加え知的障害や精神障害を合せ持つという重いハンデイを背負った子ども達の成長を願い、苦しみながらも歩んでいく両親や家族、それを支える人々のひたむきな姿-そこに流れるヒューマニズムと協同の精神は、現代社会の人間の生き方、子育てや教育のあり方を見つめ直し、福祉の原点を問いかけるものです。この漫画「どんぐりの家」は各地で様々な障害を持ちながら自立と社会参加をめざして苦闘する人々を励ますと共に、色々な共同作業所や施設への理解と支援の輪を広げています。この輪をさらに大きくしていくために、この作品の映画化が企画されました。

<幅広い市民が支える製作・上映!>

映画「どんぐりの家」の製作を支え、全国的な上映を展開すべく、全日本ろうあ連盟と共同作業所全国連絡会が中軸に立ち、多くの障害者組織や福祉団体の後援を得て、上映実行委員会(委員長コロムビア・トップ氏)が結成され、取り組みが進められています。1億円を越える製作資金を調達するために、1口10万円の「映画基金」を拠出する運動と同時に、広範な市民に呼びかける募金活動が行りれています。この取り組みには、各地の聴覚障害者協会や共同作業所と共に、様々な市民組織や学校、個人などが参加し、各々の街で多彩な運動が展開されています。

<すばらしいスタッフ・キャストが結集!>

アニメーションの制作は「ちびまる子ちゃん」「忍たま乱太郎」「対馬丸・さよなら沖縄」などを生み出している実力派プロダクシヨンの亜細亜堂です。感動あふれる原作をアニメの世界でイメージ豊かに展開させるため「火垂の墓」「ルパン三世」などの秀作を創りあげたスタッフが結集しています。音楽監督にはTV(「家なき子」「高校教師」)や映画(「わが心の銀河鉄道」など)で活躍する千住明さんを迎え、主題歌を豊かな歌唱力で期待され、「魂のルフラン」(アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」テーマ曲)で注目を集める高橋洋子さんが歌います。主役(圭子の母親)の声には、TVドラマ「天までとどけ」の元気なお母さん役で親しまれ、現在、朝ワイド「はなまるマーケット」司会者として活躍中の岡江久美子さん、父親役には豊かなキャラクターを発揮しTVや舞台で活躍中の原田大二郎さんがあたります。また、製作運動を応援する「あゆみの箱」から森繁久弥、コロムビア・トップ、三崎千恵子さんらが参加しています。

<ありのままの姿で生きる尊さを・・・>

物語は、田崎家の若い夫婦に初めて誕生した圭子ちゃんが、聴覚障害と知的障害を合せ持つという重い障害児であったことから直面する様々な家族の苦しみのなかてろう学校に通う同じ障害を持った子ども達やその家族、先生たちと支え合いながら、成長していく様子を母親とのふれあいを軸に展開していきます。そして、卒業後も豊かな生き方を切り開くためにと、多くの支援を得ながら共同作業所「どんぐりの家」を実現し、さらには、生活労働施設の設立めざしエネルギーと情熱あふれる活動がくり広げられていく様子が描かれていきます。また、映画の最後には、実際のろう重複障害者の施設と生活風景がドキュメントで紹介されます。

<賛助後援団体>
社団法人 あゆみの箱
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
日本障害者協議会
社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会
社会福祉法人 全日本手をつなぐ育成会
財団法人 日本精神薄弱者愛護協会
財団法人 全国精神障害者家族会連合会
社団法人 ゼンコロ
社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
社団法人 日本筋ジストロフィー協会
社団法人 日本自閉症協会
全国障害者とともに歩むきょうだいの会
全国心臓病の子供を守る会
障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会
全国障害者問題研究会
全国手話通訳問題研究会
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラーメン46_神田 磯野

2010年08月04日 18時19分42秒 | food
ここ最近食べたラーメンの中ではピカ一の美味さ。会社の同期に教えてもらいました。私は醤油+味玉を注文。名古屋コーチンを使っているという味玉がまずウマイ!あっさり正油スープですがトッピングのもみ海苔がよく合っています。チャーシューもストレートな肉の味が口の中に広がります。一気に完食してしまいました。
塩ラーメンもとっても美味しそうでした。次回頼んで見たいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする