観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「輪廻の雨」。1時間枠によくまとめ、見応えあり

2010年01月05日 | 映画・ドラマ
 「フジテレビヤングシナリオ大賞」。第21回の大賞受賞作品。
 一番感心したのが、殺人、隠蔽、兄弟の絆、恋愛、父との確執とこれだけの要素をよく1時間枠に織り込んでまとめ上げたことだ。
 母が死に、父に捨てられ、知的障害者の弟(瀬戸康史)の弟を抱えた兄(山本裕典)。そんな苦境にある心境と葛藤を表現している。山本裕典の台詞の一つ一つが納得できるものであり、また、山本裕典が好演。
 そして、衝撃のラストシーン。
 ストーリが変に捻っていなく、素直に描かれている分、流れや台詞に共鳴できる。
 ファンと言う訳でもないのだが、主演した山本裕典って俳優さん、昨年後半からかなり注目してる。今年は更なる飛躍をするのでは!