かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
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負けてニュースに

2010-11-16 11:42:14 | スポーツ
白鵬連勝ストップ 「これが負けか」木鶏遠く 大相撲(産経新聞) - goo ニュース

あの大鵬が、北の湖が、そして千代の富士でさえ超えられなかった“69連勝”。
その大記録をおよそ70年ぶりに超えるか・・
と始まった大相撲九州場所。
初日、圧倒的強さで勝った白鵬だったが、2日目にしてとうとう連勝は63で止まった。
取組前アナウンサーが、双葉山や大鵬など、過去の連勝ストップは場所前半で起こっているなどと話していたら、その通りになった。

朝青龍がいなくなった今、白鵬に勝てるとしたら日馬富士、把瑠都くらいで、平幕では稀勢の里が最有力で、他では琴奨菊、安美錦くらいだろうなぁ・・と思っていた。
(話とは関係ないが、上記関取の名前はワードで全て簡単にきちんと変換された。ちょっぴり感激)
しかし、日馬富士、把瑠都は大関だから、白鵬と当たるのは終盤。
しかも、日馬富士は巡業中に右肩を痛めたそうで、元気がない。
把瑠都も、先場所そして今場所初日、2日目などの相撲には安定した強さが感じられない。
稀勢の里は、初日にいいところなく把瑠都に敗れたので、勝ち目は薄いかと思っていたら、
勝っちゃった。

昨日の白鵬は、立ち合いで張り差し、稀勢の里を土俵際に追い込むも押し切れず、捕まえきれず。
稀勢の里に逆襲をくらい、張り手で応酬するも、張り手がきちんとヒットしない。
この辺で、カッときたのか、あわてだしたのか、白鵬のリズムがおかしくなった。
緊張の初日を無難に切り抜けたことで、少し気のゆるみが出たのだろうか?
昨日のような白鵬を見たのは、本当に久しぶりだ。
連勝が止まったとはいえ、4場所連続全勝優勝、63連勝という記録は、今後超えられないのではなかろうか。
すごい記録だ。
ニュースにある大鵬との話もいい話だ。
まだ25歳の白鵬、超えるとしたら彼自身かもしれない。
白鵬が負けたら、座布団が飛び交うのだろうなあ・・・と想像していたが、
そうはならなかった。
九州のお客さんのマナーに感心した。

双葉山が安芸ノ海に敗れて連勝が止まった当時、映画館にも臨時ニュースが流れたと聞いたことがある。
また、連勝を止めた安芸ノ海の師匠は、
「お前も 勝ってニュースになるのではなく、負けてニュースになるような力士になれ」
というようなことを言ったというエピソードも聞いたことがある。
いい話だ。
安芸ノ海はその後横綱になった。
期待されて久しい 稀勢の里
もう24歳
そろそろ、ガンガン行かないと。

今回初めて知ったのだが、双葉山が連勝を始めたのは、彼が平幕の時からだったと。
ということは、小結、関脇、大関と、
無敗で上り続け、横綱になったということだ。
改めて、彼のすごさを思い知った。


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