かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(145:ネパールⅢ編-第一章)

2012-09-22 13:29:56 | 旅行
■余談
海外旅行の思い出をUPした「僕の心細道」シリーズを休止しから1年以上経過してしまった。
しかも、前回の「スイス編」は最後尻切れトンボで終わってしまった。
今さら最後を締めくくるのも、間が抜けすぎているので止めにしよう。

先日、テレビのNHK-BSプレミアムで「ヒマラヤ大空撮」というのをやっていた。


途中から見たのだが、やはりヒマラヤは素晴らしい!
ということで、まだUPしていなかったネパール旅行を・・と思い立った。
もう20年前の話であり、“ネパール病”にかかった3度目の旅行である。
東京でサラリーマンだったこの頃は、年末年始か5月のGWしか連続休みが取れなかった。
そして、年末となると仕事が立て込んだ時期であり、旅行の準備等ほとんどせずに、バタバタと出かけるのが常であった。
20年前のこの時もそうだった。

-出発日(1992年12月26日)-
前日出張から帰り、会社忘年会の2次会に合流し、その後自宅に帰ってからちんたらちんたら準備をし、ほとんど徹夜という状態で朝5時過ぎシャワーを浴び、6時頃アパートを出た。
この週は既に2度徹夜していたにも関わらず・・・
東京駅発7:03のウィング1号で成田空港へ向かう。
8:25成田に着き、集合場所へ行くと、既にツアー参加者の皆さんがおられ、旅行会社の方から説明を受けていた。
そして、担当者からチケットと預けていたパスポートを受け取り、出国審査・手荷物審査へと向かう。
朝食代わりにと、ビールとホタテの貝柱で少し腹を満たす。
一安心すると、眠気とだるさが襲ってきた。

予定より20分遅れの11:05 離陸。
キャセイ航空CX501便
この頃は、喫煙席があった時代であり、ラッキーなことに私の座席は喫煙席であった。
でも、窓際席の年配の2人は吸わないので、気遣いながら喫煙する。
成田では徹夜の身体にはつらいほどの快晴だったが、飛行機が南へ行くにつれ雲が多くなった。

香港に午後2:25(現地時間)に着きトランジット。
別便で到着した別ツアー(日本人)の皆さんとも合流となり、50人に及ぶ大団体となった。
トランジットの手続きを終え、出発まで休憩となったので、Barを探しビール1杯飲む。

そして、香港時間の午後6時前ネパールへ向け出発。
機内食の前にドリンクサービスがあり、ビール・ワインをいただく。
夕食はパサパサのヌードル(チキン入り)がメインであった。
テレビのない質素な機内であり、退屈で飛行時間がとても長く感じられた。

ネパール時間午後9時前にカトマンドゥに到着。
入国審査場所では長い行列ができており、なかなか進まない。
日本人旅行者の中からブツブツが聞こえてくる。
「ビスターリ ビスターリ」
入港審査を終え、外に出たのは10時を回っていた。
ツアーグループのみんなが集まって、グループの手荷物を確認して、ネパール人のガイドと合流する。
バス2台に分乗して夜道をパタン市内のナラヤニ・ホテルへ向かう。
このホテルは2度目である。

ホテルに着いてから、ツアーリーダー(日本から随行)から概要説明があり、部屋割りを済ませ、お休みなさいとなった。
私はZさんと相部屋になり、二人で話しながら少し飲んでから、夜中1時頃就寝。
   ≪つづく≫


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