かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

思わず腰掛けたくなるベンチ

2010-08-09 13:12:35 | 田舎の生活
7月某日ボランティア清掃の日、地区のある方が「集会所前広場のベンチが老朽化してきたので、みんなで作ろうや」と提案した。
老朽化したベンチは、どうやら町の商工会が寄贈したものらしい(何年前かは定かでない)。
長い間の使用により、ベンチの金属部分が腐食したり、プラスチック部分が破損したりしてきて、危険度が増してきている。
それを見かねての提案だった。
そこで、その提案に賛同した有志の方々が作ることになった。

作業は、梅雨が明けた某日、山林にある杉の木を切り出すところからスタートした。
木が大きいので、切り出しは大変な作業だったとのことで、6人がかり、さらに無償提供の重機も出動したと聞く。



切り出された杉の木は、きれいに皮を剥ぎ、その後製材所に依頼して丸太を半分にカットしてもらった。
その後、再び有志の方々のボタンティア作業が始まった。
猛暑の日々、忙しい仕事の合間を縫って作業が進められた。
そして、昨日夕方、集会所前広場に搬入され、慎重に設置された。 



完成したベンチは、長さ2m、奥行き37~47cm、高さ45cmで、ずっしりとした安定感と存在感、そして天然木独特の優しい風合いをもったエコ・ベンチだ。


          どうです この存在感!




 【既存のベンチが貧弱に見えてくる】

全部で4基。
それぞれが世界でたったひとつずつのオリジナルベンチ。
この集会所前広場では、お盆の13、14日に盆踊りが催される。
お盆で帰省される方々もきっと喜んでくれるに違いない。


          「座り心地はいかがですか?」

有志の方々、有難うございます。
そして、ご苦労様でした。 


 ご訪問ありがとうございます。

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