かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

卑弥呼の宮殿か

2009-11-11 11:48:14 | その他
との大見出しで、今朝の愛媛新聞は、纏向(まきむく)遺跡で新たに見つかった巨大建物跡の記事が1面トップニュースだ。
3世紀前半のものとしては、国内最大級の建物跡だそうだ。
詳しくはこちら ⇒ ニュース

この発見で、邪馬台国畿内説がまた優位に立った格好である。
(それでもなお、私は“九州説”ですが・・)
これまでに見つかっていた3棟と合わせ、計4棟の中心軸がほぼ東西一直線に並んでいるそうだ。
住居跡というより祭祀を行う場所だったのだろう。

 個人的には、なぜ東西一直線で、かつ一番東に最も大きな・重要と思われる建物が配置されたのだろうか? と疑問がわきます。
素人考えでは、南北に並び、北側に最重要祭殿を配置しそうなものだと思ってしまう。
あるいは南側に配置し、南向きの窓を開けるとか・・・
そのほうが太陽に対峙できるし、日当たりが良いのに、と思ってしまうのです。

ともあれ、新聞には書かれていなかったけれど、昨夜のNHKニュースでは、この遺跡の建物を復元した結果、出雲大社と伊勢神宮の2つの異なる建築様式の建物があっただろうと想定されるとのことだった。
かたや国を奪い取られた大国主命が祀られる出雲大社、かたや国を奪い取ったアマテラスが祀られる伊勢神宮。
興味深い話です。

邪馬台国のこだわりは  こちら “私は「九州説」”(2009年5月30日)
                と こちら “卑弥呼の正体は・・?”(2009年5月31日)

そんなこととはまったく関係ない話。
2年7ヶ月逃亡していたあの男が逮捕された。
その母親が朝のTV番組で息子に出頭を呼びかけていたそうだ。
逮捕を聞き、インタビューによどみなく答える父親、しきりにうなずく母親。
泣き崩れることも、押し黙ることもなく。
私はとても違和感を覚えた。不自然だと思った。
これって何だろう?

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