かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
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7年目 夢実現

2009-11-05 16:56:30 | スポーツ
ヤンキースがWシリーズ制覇、松井秀MVP(読売新聞) - goo ニュース

「ワールドシリーズで勝つために」との目標を掲げて、2003年ヤンキースに入団した松井秀喜選手。
早くも入団1年目でその夢が実現する舞台が整えられた。
アメリカン・リーグ優勝決定戦でのレッドソックスとの死闘。
確か3勝3敗で迎えた第7戦、2点差で迎えた9回裏だったと思う。
苦手投手P・マルチネスから松井がヒットを打ってつなぎ、続くポサーダが、ライト線にヒットを放ち、2者返り同点。
この時ホームインした松井は、ジャンプして喜びを表した。

そして延長に入り、ヤンキースがサヨナラ勝ちをおさめて、Wシリーズ進出を決めた。

しかし、Wシリーズではマーリンズの若きエース:ベケット(現レッドソックス)をヤンキース打線が打ち崩せず、2勝4敗で敗退した。
この時のシリーズで、2勝に貢献した松井選手は、第5戦・6戦では、4番に抜擢された。
しかし、その2試合では9打数ノーヒットと悔しい思いをした。
夢はかなえられなかった。

その後、毎年プレー・オフに進出するもWシリーズには届かなかった。
そして、昨年ヤンキースはプレー・オフにさえ進出できなかった。
さらに松井選手は手首、ひざの故障に泣かされ、今年は一度も守備につくことはなかった。
夢はかなえられないのだろうか?

それでも補強に補強を重ねたヤンキースは、6年ぶりにア・リーグを制してWシリーズに勝ち上がってきた。
6年ぶりに、ようやくたどり着けた舞台である。
とはいえ、6年前から残っている選手は、ジーター、ポサーダ、リベラの3選手だけ(ペティット投手は一度ヤンキースを離れた)という入れ替わりの激しさ。
相手は2連覇を目指すナ・リーグ最強フィリーズ。

第1戦は、エース:リーの前にヤンキース打線は沈黙。
6年前を思い出すようなイヤーな負け方だった。
続く第2戦、松井選手は7回裏、あのP・マルチネス投手が投じた内角低め(見逃せばボールか)のカーブを見事に捕らえて、勝ち越しのソロ・ホームランを放つ。

第3戦8回表、代打で出た松井選手は外寄りのストレートをレフトスタンドに運んだ。

こうして、3勝2敗で向かえた本日第6戦。
2回裏、松井選手はいきなり2ランホームランを叩き込み、ヤンキースが先制する。

その後、松井選手は3回2死満塁で2点タイムリー、5回1死1・2塁で2点タイムリー2塁打を放つ。
ヤンキー・スタジアムは松井選手に魅せられた。
ヤンキースが挙げた7得点のうち6打点をたたき出したのだ。
そして、リベラが最後の打者をセカンドゴロにうちとった瞬間、松井選手の夢はかなえられた。
しかも、MVPという勲章もつけて。

おめでとう 松井選手!
ひざに爆弾を抱えながら
相手本拠地試合では代打に甘んじながら
あなたは集中力を切らさず、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。
半島支部応援団長としては、代打試合で優勝決めるより、本拠地DHで活躍して決めてもらったほうがいい と思っていたので、万々歳!
夢をありがとう! 

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