-3日目(6月24日)-
6時半、目覚ましの音で起床。シャワー浴びてから朝食に向かう。
今朝は3組ほど日本人客を見かけた。
8時頃チェックアウトして、国鉄テルミニ駅へ向かう。
日本で予約していた特急ユーロスター、ミラノ行きの出発は8時30分。
電光掲示板で出発ホームを確認する。
1番ホームのようだ。
1等喫煙車に乗る。
向かい合わせの4人席で、既に通路側に男性1人が着席している。
我々は窓際の席。
新幹線グリーン車に近いゆったり感だが、向かい合わせ席の中央に折りたたみ式のテーブルがセットできるようになっている。
そして、途中飲物サービスがあり。なお、通路を隔てた反対窓側の座席は一列である。
電車は丘陵地帯を走る。
車窓からの眺めは、日本の風景とそれほど違いがないように思える。
列車の揺れは新幹線(東海道)より少ない。
10:10頃 フィレンツェに到着。
斜め向かいの席に座っていたおネエちゃん達(高校生くらい)が降りるようだ。
ところが、彼女らはテーブルにごみを散らかしたまま行ってしまった。
「コラァー!」
マナーが悪い。それともイタリアではこれが当たり前なのだろうか?
フィレンツェからは、電車の走行方向が逆になった。
11:10頃 ボローニャ着(アペニン山脈を横断したことになる)。
これ以降は田園地帯を走る(といっても田んぼはない)。
13時ちょうどにミラノ中央駅に到着。
少々長い移動時間であった。
市内観光に出かけるため、駅に荷物を預け、そして駅のBARでビールとサラミ入り焼きサンドという軽めの食事を摂る。
※この駅はなかなか重厚な造りで、いい雰囲気をかもし出している。
感心してキョロキョロ見回していて、ふと思った。
この駅、過去に見たことがあるような気がするなぁ~・・・と。
あっそうだ、映画『アンタッチャブル』で、母親の手を離れて乳母車が暴走?するシーンの駅舎、あの駅に似ている。
もしかして、あのシーンはこの駅で撮影したのだろうか?
残念ながら、階段の写真を撮るのを忘れている。
ていうか、たぶん人が多くて、うまく写真撮れそうになかったから、撮っていないのだろう。
【ミラノ中央駅外観】
さて、地下鉄に乗って街の見物に向かおうとしたところ、切符の自販機の前で、メガネのかわいい少年が我々に5,000リラを両替して欲しいと言っているようです。
両替してあげました。
その後、我々も切符を買おうとするのですが、うまくいきません。
少年が少しアドバイスしてくれるのですが・・・、ダメです。
なんでかねェ~?
そうこうしていると、薄汚れた服の若者が近づいてきて、切符を手にしてイタリア語で何か喋り始めました。
どうやら、我々に正規の値段で乗車券を売ろうとしているようだとわかりました。
ちと不安でしたが、本物の切符のようだし、やむなく買いました。3,000リラ(2人分)。
しかし、切符代を彼に渡したにも関わらず、その若者はまだ何か喋っております。
何を喋っているのかわからず戸惑っていると、先ほどのメガネの少年が、親切に英語で説明してくれました。
どうやら、若者は「チップに1,000リラくれ」と言っているようです。
トラブルはいやなので、これまたやむなく1,000リラ渡しました。
(旅先でのこういう経験って、あまりいい印象は残らんなあ。コラッ!イタ若者!)
余計な手間取りがあったものの、何とか乗車券を手にし、無事地下鉄でドゥオモに行くことができました。
かわいい少年も同じ駅で下車です。
地下鉄駅の改札を抜け、階段を上って地上に出ると、
「なんじゃ こりゃァ~!」
いきなり眼前にすごい教会(ドゥオモ)が迫ってきました。
迫力と緻密さに圧倒され、笑うしかありません。
≪つづく≫
本日もご訪問ありがとうございます。
「プチッ」と応援よろしくお願いいたします。
6時半、目覚ましの音で起床。シャワー浴びてから朝食に向かう。
今朝は3組ほど日本人客を見かけた。
8時頃チェックアウトして、国鉄テルミニ駅へ向かう。
日本で予約していた特急ユーロスター、ミラノ行きの出発は8時30分。
電光掲示板で出発ホームを確認する。
1番ホームのようだ。
1等喫煙車に乗る。
向かい合わせの4人席で、既に通路側に男性1人が着席している。
我々は窓際の席。
新幹線グリーン車に近いゆったり感だが、向かい合わせ席の中央に折りたたみ式のテーブルがセットできるようになっている。
そして、途中飲物サービスがあり。なお、通路を隔てた反対窓側の座席は一列である。
電車は丘陵地帯を走る。
車窓からの眺めは、日本の風景とそれほど違いがないように思える。
列車の揺れは新幹線(東海道)より少ない。
10:10頃 フィレンツェに到着。
斜め向かいの席に座っていたおネエちゃん達(高校生くらい)が降りるようだ。
ところが、彼女らはテーブルにごみを散らかしたまま行ってしまった。
「コラァー!」
マナーが悪い。それともイタリアではこれが当たり前なのだろうか?
フィレンツェからは、電車の走行方向が逆になった。
11:10頃 ボローニャ着(アペニン山脈を横断したことになる)。
これ以降は田園地帯を走る(といっても田んぼはない)。
13時ちょうどにミラノ中央駅に到着。
少々長い移動時間であった。
市内観光に出かけるため、駅に荷物を預け、そして駅のBARでビールとサラミ入り焼きサンドという軽めの食事を摂る。
※この駅はなかなか重厚な造りで、いい雰囲気をかもし出している。
感心してキョロキョロ見回していて、ふと思った。
この駅、過去に見たことがあるような気がするなぁ~・・・と。
あっそうだ、映画『アンタッチャブル』で、母親の手を離れて乳母車が暴走?するシーンの駅舎、あの駅に似ている。
もしかして、あのシーンはこの駅で撮影したのだろうか?
残念ながら、階段の写真を撮るのを忘れている。
ていうか、たぶん人が多くて、うまく写真撮れそうになかったから、撮っていないのだろう。
【ミラノ中央駅外観】
さて、地下鉄に乗って街の見物に向かおうとしたところ、切符の自販機の前で、メガネのかわいい少年が我々に5,000リラを両替して欲しいと言っているようです。
両替してあげました。
その後、我々も切符を買おうとするのですが、うまくいきません。
少年が少しアドバイスしてくれるのですが・・・、ダメです。
なんでかねェ~?
そうこうしていると、薄汚れた服の若者が近づいてきて、切符を手にしてイタリア語で何か喋り始めました。
どうやら、我々に正規の値段で乗車券を売ろうとしているようだとわかりました。
ちと不安でしたが、本物の切符のようだし、やむなく買いました。3,000リラ(2人分)。
しかし、切符代を彼に渡したにも関わらず、その若者はまだ何か喋っております。
何を喋っているのかわからず戸惑っていると、先ほどのメガネの少年が、親切に英語で説明してくれました。
どうやら、若者は「チップに1,000リラくれ」と言っているようです。
トラブルはいやなので、これまたやむなく1,000リラ渡しました。
(旅先でのこういう経験って、あまりいい印象は残らんなあ。コラッ!イタ若者!)
余計な手間取りがあったものの、何とか乗車券を手にし、無事地下鉄でドゥオモに行くことができました。
かわいい少年も同じ駅で下車です。
地下鉄駅の改札を抜け、階段を上って地上に出ると、
「なんじゃ こりゃァ~!」
いきなり眼前にすごい教会(ドゥオモ)が迫ってきました。
迫力と緻密さに圧倒され、笑うしかありません。
≪つづく≫
本日もご訪問ありがとうございます。
「プチッ」と応援よろしくお願いいたします。