かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

ニョキニョキ

2009-05-18 13:27:54 | 草花・樹木
ちょくちょく通る旧国道脇の竹林。
タケノコとして収穫してもらえなかったのでしょうか? 
竹林の中に、タケノコ風の黒茶色の衣をまとった竹がニョキニョキ伸びています。


でも彼らは、長生きしている他の竹と違い、幹だけがすーと伸び、枝を付けていません。


これはどういうこっちゃ? 
そのうち枝を付けるのだろうか?
でも、似たようなこちらの竹は、小さい時から枝を付けているなあ。


なんでかなぁ~?
しかもこちらの竹は、幹の部分(節と節の間)が交互に縦に凹んでいます。
そして、節の隆起具合も大きいように思えます。
一方、ニョキニョキ竹の方は、幹の周りをぐるっと見ても凹みはなく、きれいな筒状です。
きっと、種類が違うのでしょうねえ。

なんでも、日本には600種くらいの竹があるとか。
そのうち約90%は以下の3種で、日本三大有用竹というそうです。
真竹:節の隆起線2本・・・60%
孟宗竹:節の隆起線1本・・・20%
淡竹(ハチク):節の隆起線は2本で真竹に比べて節が低く黒っぽい。・・・10%
私には、写真の竹がどれに相当するのかわかりません。


こちらは、野菜の友として私がお世話になっている竹です。
「雌竹(メダケ)」と呼んでいますが、正式には「篠竹」というのでしょうか?
わかりません。
当地方では、しばしば「雄竹・雌竹」と呼びますが、実は「クロコ・シロコ」と言うのが本当だ・・・とかいう話もあるようですが、
詳しくは知りません。
今日はわからないことだらけです。
竹の世界は奥が深いようです。


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