かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(60:ネパール再び編-第十九章)

2009-05-06 14:10:25 | 旅行
-ネパール13日目-
5時半起床。天気良好。
いよいよトレッキング最終日で、ポカラへ帰っていきます(予定より1日早い)。
5月上旬ということで、雨季の直前にあたるため、ここチャンドラコットからは、アンナプルナ・サウス、ヒウンチュリ、マチャプチャレが見えるにはみえるのですが、かすんでいます。


冬場だともっとくっきりと見えるはずです。
それにマチャプチャレは、朝はもろ逆光です。


【対岸の村と畑】

朝食は、お好み焼きと玉子焼きで、おかゆはなしです。
チャンドラコットを7:45に出発です。
ほぼフラットな道をフェディに向かいます。
ヒマラヤの山々は手前の山の陰になって、まったく見えず、残念。
ほとんど休まずに歩いて、1時間ほどで自動車道に出ました。
久しぶりに見る道路です。この村はルムレというようです。

しばらく道路を歩き、峠付近のロッジに10時頃到着で、少し早めですがロッジを借りて昼食となりました。
揚げたチャパティ、そしてカリフラワーとツナの炒め物です。
ところが、このロッジに老人二人がやってきて、商売を始めました。 
相棒は興味深そうにアンモナイトをながめたり触ったりしながら、「ハウ マッチ?」を連発していたのですが、結局4個も買ってしまいました。
お土産にするつもりでしょうか? 

食事を終え、一休みしてから12時前にロッジを後にしました。
再び道路を歩きます。が、ほとんど興味のわかない風景です。

「山が見たい! ヒマラヤが見たい!」
でも、もう見ることはできません。
だらだらと歩いて、1時半頃フェディ到着です。

早速店でビールを買い、相棒と2人で飲みました。
ところが生ぬるいのです。店には冷蔵庫などありませんから仕方ないです。
ランバートルさん他ポーターたちは、我々よりずいぶん遅れて着きました。

ポカラへ行くバスは4時までないとのこと。 一応駐車中のバスに乗り込んでいたのですが、ランバートルさんがタクシーと交渉して、2時半頃タクシーでポカラへ向かいました。
オンボロカローラに運転手を含め7人乗りこみです。
一路ポカラ郊外のペワ湖へと向かいます。

湖畔になかなか良いキャンプサイトがあります。


【ペワ湖】

どこかの国の軍人さん達が、20張以上のテントをはっていたので、我々はそこからずっと離れた湖岸寄りにテントを張ることにしました。


静かにくつろげるはずのこのキャンプサイトだったのですが、
なんとトレッキング初日にフェディで会った行商女性をはじめ数人が物売りに押しかけて来ました。
 こちらが要らないと言っても、彼らはねばりにねばります。
とうとう相棒は、またまたアンモナイト1個とその他みやげ物を買いました。
なんてやさしいのでしょう。
でも、そんなにアンモナイトどうするの?
非情な私は、興味がわくものが全く無かったので、何も買わずです。
彼らは2時間ほどたむろしたでしょうか。粘り強いです。

一方、ガイドのランバートルさんは買出しに行ってきたようで、ザックから野菜などいろいろな食材を出しております。


やったぁ~! ニワトリ一羽いるぞぉ~。 
嬉しくて、食欲・アルコール欲が出てきます。
というわけで、ビール2本、そしてラム酒大1本買います。
夕食ができあがるまでテントの外で相棒と飲んでいたら、空腹のせいでしょうか結構アルコールが回ってきました。
トレッキング最後の夕食は、ライス、チキンスープ、チキンと野菜炒め、ダイコンサラダでした。
旨かった!  ニワトリだけど、久々の肉です。


【ペワ湖の夕焼け】


【アンナプルナBCから帰路のルート】

≪つづく≫

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