かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

メタミドホス、毒鼠強

2008-02-01 12:54:26 | 政治・社会
中国製ギョーザに殺虫剤が混入していた問題が、ますます波紋を広げており、今日の新聞は、多くの紙面をさいてこの問題を取り上げている。さすがに、今回は中国当局も北京五輪を前に危機感を強めたのか、製造元の「天洋食品」からの輸出を停止するとともに、現地調査に着手したとのこと。そうして、やはり中国では、禁止農薬・殺虫剤の混入による被害・事故が近年相次ぎ、死亡事故も起きていたようだ。それでも、有効な再発防止策を打ち出せず、当局者はこれらの中毒問題を公表せずにいたようだ。この国は、以前も鳥インフルエンザの被害が出た時に、ひたかくしていたように思う。怖い、怖い。
そうしたら、案の定中国メディアやネットでは、この毒物混入に関して、日本側の捏造だ、日本人は虚弱体質だからだ、などと言い出したようだ。どうして、いつも自分たちの非を棚上げして、逆切れ・逆攻撃するのだろう。まだこの問題は原因究明、検証が進んでいないので、私も慎重であらねばならないと思うのだけれど・・・。それにしても、またかと思い、うんざりする。
そして、日本政府はもっと輸入品のチェック体制を強めるとともに、情報の統合・共有化システムを早急に改善するべきだろう。そして、別の観点にたてば、もっと国内自給率を高めてくれるような政策をとってくれればよいのにとも思う。道路特定財源という名の怪しげな・インチキな税金の無駄遣いなどとっとと止めて。
またもや「食の安全」が脅かされ、全国の各家庭は、ピリピリ、不安いっぱいなのではないだろうか。そして、我が家の奥さんも昨日から、これまでに購入したことのある冷凍食品などを思い出したり、冷蔵庫にある生鮮野菜の確認をしたりしていた。
幸い、新聞などに公表されている食品目は、購入した記憶がないようで、現在冷蔵庫に入っている野菜を改めて確認したところ、すべて国内産だといっている。以前から注意していて、野菜は少々高くても国内産を購入するようにしているとのことだ。そして、今はせめて大根、ニンジン、里芋は我が菜園の無農薬有機野菜を食べている。