
宇津井健さん死去、82歳=俳優「ザ・ガードマン」など
時事通信 3月14日(金)20時51分配信
テレビドラマ「ザ・ガードマン」や「渡る世間は鬼ばかり」などで、正義感あふれる二枚目や理想的な父親を演じた俳優の宇津井健(うつい・けん)さんが14日午後6時5分、慢性呼吸不全のため、名古屋市内の病院で死去した。82歳だった。関係者によると、肺気腫で闘病を続けていたという。葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く。
東京都生まれ、早稲田大中退。俳優座養成所に入り、53年に新東宝・俳優座映画「思春の泉」の主役でデビュー。新人スターとして活躍。大映を経てフリーとなった。NHK大河ドラマをはじめ、テレビを中心に幅広く活躍した。
山口百恵さんらと共演したTBS系人気ドラマ「赤い」シリーズに代表されるようなダンディーな父親役などで知られた。
2006年から、同局のドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を病気で降板した故藤岡琢也さんに代わって、5人の娘たちの良き相談相手となる小料理屋の主人を演じ、懐の広い演技を見せた。
宇津井さんは過去の取材で、理想の父親像として受け止められていることについて「仕事が忙しくて子育ては妻任せ」と語っていた。06年に妻をがんで亡くした際も、周囲に告げずに仕事を続けた。一方で「妻は誰よりも厳しく、温かく僕を見ていてくれました」と俳優人生を支えた献身ぶりに感謝の言葉を述べていた。
宇津井健は31年生まれだから僕より20歳以上上なのだが、とてもそんな年齢に見えない。
享年82歳になるわけだが、最後まで僕などより若々しい体格をしておられた。
身長は173cm だから、僕ともそう変わらないのだが、ちょっと病的に見えてしまうほど、お体を鍛えられていた。
それは、何度もテレビを通じて見聞きしている。
たばこは愛煙家だったが50歳でやめ、お酒も60歳でやめている。
僕はたぶん両方とも駄目だろうし、運動なんかは宇津井健と較べれば、月とスッポンである。
60年近い芸歴で一度も「犯人役」を演じたこともなく、理想の父親像としてはもう何年もトップ群だった。
中国でも「赤い」シリーズが大ヒットしたから、中国人にもっとも知名度がある男優は、高倉健を別とすれば、宇津井健 ではないかとさえ思っている。
浮いた話もなかったということだが、06年に妻を亡くし、その後内縁関係の一般女性がいて、死去当日に再婚したという嘘のような話も聞いた。
一度も仕事を休んだことも遅刻したこともなかったという 宇津井健。
けれども、当たり前であるが、いつかお迎えがくることにかわりはない・・・合掌!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます